2018年04月02日
薬剤師が活躍できる場は年々増えており、より良い環境を求めて転職をすることも珍しくは無くなりました。失敗しないためにも、近年では事前に職場を見ることが必須となりつつあります。その際には要点を押さえてしっかりチェックしておきましょう。
求人情報ではわからない点をチェックする
給与や勤務時間、休日などは働き先を選ぶ上でかなり重要な点となることは確かですが、求人情報ではわからないことも知っておかないと、いざ働き始めてからイメージと異なったと後悔することになってしまいかねません。
見学に行く時には、人間関係や施設の設備を見るようにしておきましょう。仕事をする上で、人との関わりは切っても切れないものであり、どんなに給与が高く休みも多い勤務先でも、職場の人間関係が良くないと働き続けることは困難になってしまいます。
それと同様に、仕事の内容は求人に書かれていた通りかということもチェックしておく必要があります。働き先にやる仕事内容の違いはかなり大きい職業なので、気をつけましょう。
自分も見られていることも忘れないようにする
働き先の見学をするとなれば、自分がチェックする側だという意識を持ってしまいがちではないでしょうか。しかし、見に行ったからといってその後面接などで落とされてしまい、不採用になる可能性があることは忘れてはいけません。
服装や髪型など身だしなみに注意しておき、自分自身もチェックされているということを忘れないようにするべきです。身だしなみが整っているのかはもちろんのこと、仕事をしている人の邪魔にならないように気をつけましょう。
実際にそこで働くことになった時に、最初の印象が良くないと、なかなか場に馴染むことができなくなってしまい、働きにくい環境となってしまう可能性があるので気をつけなくてはなりません。
見学ができないところには気をつける必要がある
近年では見にいけて当たり前という考えをしている人が多いように、見せてくれる職場が大半となりました。しかし中には、断っていたり渋ってくるケースもあります。よほど忙しい時期などは仕方がありませんが、特別な理由もなく渋ったり断るということは、他人には見せられない部分があるということであり、働き始めてそのことに気づいて辞めたくなってしまうということにもなりかねません。
見たいと伝えた時に、スムーズに対応してもらえるのかというのも重要なポイントといえます。薬剤師は人手が不足している職業であり、働き先によって仕事内容や人間関係、給与にも大きな違いがあることは頭に置いておくべきです。