2017年12月02日
資格を要する職業であり、誰もが簡単に就くことができないからこそ需要が高いのが薬剤師です。責任がある仕事であり、正社員として働く職種というイメージがありますが、正社員以外にも派遣社員や契約社員、そしてアルバイトやパートといった働き方もあり、求人も豊富になっています。女性が多く活躍する職業ということもあり、結婚や出産、育児と仕事を両立させるためには正社員として働くことは困難という人も多く、その際に選ばれる働き方がアルバイトやパートとなります。一昔前は、調剤薬局や病院が働く場所というイメージがありましたが、近年ではドラッグストアにも必ず一人は置かなくてはならないとされたり、活躍の場は豊富になりました。一口に活躍の場が増えたといっても、働き先によって時給に違いがあるのはもちろんのこと、仕事内容や人間関係にも大きな差があるので、よく比較してから選ぶようにしなくてはなりません。求人のメインともいえるのは、やはり調剤薬局でたり、求人数は他と比較してもずば抜けて多くなっています。調剤薬局は業務内容も勤務形態も、ママさん薬剤師を優遇した条件を提示する求人が多いという特徴もあります。業務内容としては、調剤業務と服薬指導、そして薬歴管理であり、正社員と変わりはありません。調剤薬局と同じくらい近年求人数を増やしているのが、ドラッグストアです。ドラッグストアの求人のは、一般的な求人サイトやハローワークなどでも見つけることができるケースが多く、働きやすく高時給という特徴があります。仕事の内容としては、服薬指導など調剤薬局と同じものもありますが、それ以外にも品出しや商品の陳列、レジや在庫管理をしなくてはならないところも多く、仕事の量は多めと言えます。調剤薬局やドラッグストア以外にも、数多くの活躍の場がありますが職場ごとに働く時間や時給、そして業務内容などには大きな差があるということは頭に置いておく必要があります。正社員と比べると、責任のある仕事は少ないので、精神的負担は少なくなりますが、やりがいを重視している人にとっては、責任が少ない分やりがいを感じることができないというデメリットもあります。しかし、そうはいっても他人の命や健康に携わる職業ということに変わりはないので、正社員ではないからといって適当に業務をこなせば良いということではありません。働き先による仕事の内容や環境の違いを理解した上で、働き先を選びましょう。