2017年11月24日
車で街を走ると、ドラッグストアの多さに気付く方も多いのではないでしょうか。深夜まで開いているドラッグストアは、働くお父さんお母さんにとっての強い味方でもあります。一方で懸念されているのが、薬剤師の不足ではないでしょうか。
一部の薬品は薬剤師が不在であれば販売不可ですし、売り上げに大きなマイナス要因になってしまいます。そこで登用されているのが、パートタイマーの薬剤師ではないでしょうか。午前や午後のみといった半日勤務はもちろんですが、夜間の数時間勤務にも対応してくれます。
雇用する側にとっても、ありがたいシステムと言えるのではないでしょうか。結婚や子育てで職場を離れた有資格者も、パートタイマーであれば戻り易い環境が整っているのも要因です。そして、最もありがたいのが福利厚生ではないでしょうか。
社会保険が充実していることで、シングルマザーの方にも安心感があります。有給休暇や夏休みが取得出来るので、子どもとのコミュニケーションも不安はありません。求人情報の見付け方としては、ハローワークが挙げられるのではないでしょうか。
求人票には各種労働条件が詳細ですし、分からない点は窓口のスタッフに訊ねると丁寧に教えてもらうことが出来ます。日本の医療制度は世界でもトップの水準ですが、それを下支えしているのが薬のスペシャリストたちです。
決して目立つ存在ではなくても、幅広い知識と経験は患者さんの心に届いているはずです。がんや脳疾患に悩まされている患者さんは多いですし、薬には副作用が付き物です。どんな立場であっても真摯に仕事に取り組むことの出来る人材が、社会の中で必要とされるのではないでしょうか。
社会人を経験して薬学部に入る方もいますし、多様な人材を確保することが、日本の医療を更に発展させてくれるのではないでしょうか。病院や薬局、ドラッグストアが協力をすることで、日本人の健康寿命はまだまだ延びるはずです。明るい未来が待っています。