2017年10月04日
薬局や病棟などでパートとして働く薬剤師は多くいますが、勤務時間の長さや月々の収入額によって年金の支払いが必要となることがあるため、事務の担当者と相談をすることが大切です。特に、配偶者の扶養の範囲内で働きたい場合には、シフト制が採用されていることはもちろん、ひと月あたりの勤務時間を比較的自由に決められる職場を探すことがおすすめです。
また、パートの薬剤師の年金の支払い義務に関しては、法改正などによって変更が行われることがあるため、定期的に新しい情報を把握することが大事です。大手の企業が運営する調剤薬局やドラッグストアなどでは、一人ひとりのスタッフの家庭の事情を考慮して勤務表を作成しているところが多くあり、子育て中の人であっても働きやすい環境が整っています。
なお、薬剤師のパートの求人に応募をするにあたり、年金をはじめとする社会保険制度の仕組みに関して、前もって専門家の見解を調べておくことはもちろん、求職者の相談対応が優れている事業所に問い合わせることが効果的です。
その他、実際に短時間の勤務をしている人の体験談を聞きながら、各自の理想とする働き方を早いうちからきめておくことが大事なポイントです。