女性の方の場合には、ライフステージ毎に勤務スタイルを変化させていく方は、少なくないといえます。育児中の女性の方、あるいは個人の事情でフルタイムで業務につく ことが困難な方に支持されているのがパート勤務になります。

自身の都合に合わせて勤務条件を選べます

薬剤師がパートで業務につく利点は、自分自身の都合にフィットする時間の利用がしやすいという点と考えられます。具体的には、午前のみまた、午後のみ、或いは週４日休み等、自分自身のライフスタイルとの最適化を加味しながら、仕事の時間を選択することができるのが重要ポイントといえます。

加えて、結婚、さらに出産を経て職場に戻る時にも、パートでしたら子供の世話をしながらでも戻りやすいという部分もあります。それに、チェーン運営しているドラッグストアなどが勤務先であっても、原則として転勤が無いといえます。

時間外の仕事も正規雇用社員と比較したら少ないので、家庭両立がし易いでしょう。

留意すべき点をしっかり理解することが重要です

留意点は、正規雇用社員と照らし合わせると雇用そのものが不安定という点があげられます。正規雇用社員と業務の内容が同程度であっても、報酬、あるいは保険などの処遇面において正規雇用社員とギャップが見られます。

産休、あるいは育休制度も原則として正規雇用社員に対するものです。そして、退職する時にも退職金などほとんどのケースで見込めません。さらに、管理薬剤師といった、重い役割の仕事をしたいとお考えの人は、正社員でないとなれません。

ですから、ある程度、割り切らないと、物足りなく映ってしまう恐れはあります。ワークスタイルにおいての留意すべき点をしっかり理解し、就業することが非常に重要になります。

フレキシブルな勤務方法ができます

募集されている求人に目をやりますと、常勤とそれ以外の募集があります。そして、対比させてみますと非正規雇用者のほうが勤務のスタイルにおいて幅があることが確認できるはずです。子どもの時間にマッチさせる、或いは扶養範囲に丸く収まるように収入額をコントロールする、さらに通勤に時間の掛からない近くの薬局、あるいはドラッグストアを選択するなど、自由自在な勤務方法を選択することができるのも、特徴の一つといえます。

とりわけ、結婚をきっかけに育児中のケースでは、シフトの融通自体が利きやすい職場は非常にメリットが大きいといえます。したがって、楽な気持ちで勤めることができます。