ブランクのある薬剤師がパートで働くことの利点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年07月14日

薬剤師は需要の多い専門職なので、出産や子育てなどで一時的に仕事を離れてブランクができても、また仕事に復帰しやすいと言えます。そして、そんな場合には、パートから始めてみると仕事に戻りやすいと考えられます。

仕事をしていない時期があった場合の就職について

薬剤師の求人の場合には未経験であったり、仕事をしていない期間があっても応募できる求人はたくさんありますが、この場合に正職員と非常勤のどちらを選ぶかということで迷うこともあるでしょう。そして、個人差はありますが、一般的には仕事をしていない期間が長いような場合は、非常勤の仕事を探してみるとあまり負担にならず、満足できる可能性が高いと考えられます。

この場合には、久しぶりの仕事ではあっても正職員に比べて働く時間が短く、また、その内容も責任が重すぎる仕事ではないはずなので、大きなプレッシャーや不安感を感じずに、自然な形で仕事に戻ることができるというメリットがあります。

正職員として仕事を再開したい場合に考えるべきこと

仕事をしていない期間があったと言っても、仕事を再開するのならばやはり正職員として働きたいという人も多いでしょうが、その場合でも非常勤の仕事から始めるとプラスになる面があります。正職員募集でもブランクがある人が応募できるようなところもありますが、その場合には以前働いていたときに大きな実績がある場合は別にして、普通の場合はやはり働き続けていた人の方が採用の確率が高いはずです。

また、採用になった場合には、他の人達に追いつくためにかなり力を入れて研修を受けたり勉強したりする必要が出てきます。勿論、それを望んでいるのなら良いのですが、そうでない場合はかなり負担がかかる毎日になってしまいやすいので、仕事の再開は非常勤から始めて、慣れてきたり調子が戻ってきた後に正職員を目指すようにするのも良いでしょう。

仕事の再開をパートで行うことのメリット

仕事を再開する場合に非常勤の職場で働くメリットとしては、心身の負担になりにくいということの他に、今までとはかなり違うような職場でも採用されやすく、そこで新たな体験ができるということが挙げられます。

例えば、以前調剤薬局に勤めていた人が、病院やドラッグストアなどで働いてみることも可能ですし、調剤薬局の中でも以前のお店とは方針や雰囲気が違うところでさまざまな体験をすることもできます。そして、この種の仕事の場合には、時間的にも精神的にもある程度の余裕があり、その仕事やその先のキャリアに関してもじっくりと考えることができるので、長い目でみると非常勤で働く時期を持つということはプラスになりやすいと言えるでしょう。

PAGETOP