2017年07月07日
昨年は、北海道新幹線が通ったこともあり盛り上がった函館市ですが、以前から人口減に悩む街でもあります。しかし周辺に大きな街もないことから、渡島檜山における中心都市となっており、医療に介護にと忙しくなっています。そこには、地方では医療が充実していないこともあり、市内の病院に依頼が殺到するようになっていると言われます。
人口は減るが高齢者は増える傾向の街
高齢化社会になりながら人口が減ると言う、街の健全化には良いと言えない状況が続くのが、北海道の街々です。その代表と言っても過言でないのが、函館の街になり、全国で見られる人気都市ですが、残念な傾向になっています。
医療関係が忙しくなっていることからも、看護師、薬剤師、介護士の募集も頻繁に出ています。特に薬科に関する仕事と言うことでは、特にドラッグストアの進出が多くなっていることから、多くの資格者を募集することになり、更なる人材不足に輪をかけているのも事実です。
またドラッグストアでは、他の職種よりも高い時給を提示することで、資格者の募集を行い、他業種への影響も大きくなっていると感じられるまでになって来ています。
正社員を選ばない理由を考えると
その薬に関する仕事をする人でも、資格を持った人で仕事をしていないと言われるのが、家庭に入っている主婦になります。この主婦をパートやアルバイトなどとして働いてもらうことで、なんとか人材不足を補うようにしたいと考える、調剤薬局やドラッグストアが増えています。
この職として働くメリットは、仕事をする時間が決まっており、残業などはすることがないと言って良いのでしょう。また残業などが入ると、自身の行動が狭められることになります。
正社員になると、いつ残業や遅くまで仕事をする必要が生まれることになるため、それを避けるためにパート職を選ぶ人が多くなっています。それは自分が必要とする時間を、キチンと確保したいと言う考えから成り立っているのでしょう。
主婦が働くことのメリットを考える
家庭の主婦がパート職を望む理由として、子育ての最中であることが多いようです。朝、子供を保育所に預け、帰りは迎えに行くと言った生活をすることで、暮らしに余裕がもてるようになることがあります。また女性も働く時代になったことから、自宅で主婦だけをする人も少なくなったのでしょう。
ご主人と二人で働くことで、収入が多くなり、マイホームの購入も早くなると言うメリットが生まれてくるのでしょう。そしてこの街の最大の問題である人口減の中には、資格を持った人も多くいると考えられ、そのために人材不足にもなると言うことから、一人でも多くの人の復職を願う街でもあると言えることになるのでしょう。