税金や保険に関心を持って賢く働こう

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2017年06月12日

薬剤師として働く方は女性の方が圧倒的に多いといいます。女性の場合は結婚や出産を機に家庭に入る方も多く、一旦仕事を離れ、再就職したり、子育てしながら時間の融通がきく、パートを選ぶという人も多いです。時給で働いたとしても一般的な仕事に比べて時給が良い場合が多く、扶養内で働くつもりが扶養を外れるといった場合もあるようです。その際の保険加入について考えてみることも大切です。

一定条件を満たしていれば加入は出来る

勤務先によりますが、パート勤務の場合は会社の社会保険に入れてもらえないという場合があります。年収が130万円あれば、健康保険や厚生年金においての扶養から外れてしまいます。だからといって社会保険に加入できるかどうかは別の問題になってしまいます。

本来は、一定条件を満たしていれば社会保険には入れるはずですが、入れないという場合があるとすれば、職場が加入を認めないという場合です。再就職する際には、転職サイトの保険の部分にまで注目してみると良いでしょう。

一定条件というのは、二か月以上継続して働いていて、同じ職場のフルタイムで働く人の労働時間や労働日数の4分の3以上働いているという条件です。この2つを満たしていたら加入することが出来ます。

扶養内に収めたければ年収130万円以内でおさえる

一般的なぱーとの方は、扶養にはいるためには月額を88000円までに抑えなくてはならないですし、あるいは、週20時間以内の仕事を強いられることになります。しかしながら薬剤師の場合にはそれがありません。社会保険に加入する条件としては5つあります

週の所定労働時間が20時間以上であること雇用期間が継続して1年以上見込まれる、月にもらえるのが88000円以上、学生ではないこと、そして500人を超える被保険者を使用する企業に勤めていることという5つです。

なかなかこの5つを満たせることはありませんので、旦那さんの扶養の中で働きたいと考える人にとっては良いでしょう。一番良いのは働いている会社に尋ねてみることです。

扶養内で働こうとする人が多いのは理由がある

つまりは無駄に年収が多くなると無駄になってしまう場合があるので注意が必要です。扶養内で働けるかどうかにより、支払うべき税金の額や社会保険料の金額が変わっていきます。扶養から外れて稼ぎ出した途端に税金の支払いばかりが大きくなり、いわゆる働き損となってしまうことも珍しくはないです。

先ほどのとおり、130万円の収入を超えてしまう時点で自分で保険料を支払う必要があるので年間20万円という額の負担が増えてしまうことになります。年収150万円稼いでもほとんど変わりがないという事実はとても悲しいです。

その点が、多くの主婦たちが旦那の扶養の範囲で働こうと考える理由です。子育てしながら働くことはとても体力も精神的にも負担がかかることです。だからこそ、保険や税金のことに関心を持って、賢く働くことが大切です。

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