2017年06月16日
結婚して主婦となった女性が働く場合、時間を区切って時間給でお給料をもらう時間給労働者になることがほとんどです。家庭と仕事の両立を求められるからですが、ローンを抱えていれば、女性の稼ぎも立派な返済資金になります。
住宅取得でローンを組む時期は早い方がいい
結婚して家庭を持ったら、いつかは家族みんなで安心して暮らせるマイホームを持ちたいと考えるのは、多くの人に共通した夢であり、毎日の生活の中での目標になります。そして、念願のマイホーム購入ということになれば、毎月一定額を返済していく住宅ローンを借りてお金を返していくのが一般的な方法となるでしょう。
住宅を購入してローンを組む時期というのは、まだ子供が小さいうちであまり教育費にお金がかからないうちから始めるのがおすすめです。そのころにはお金にまだ余裕がありますので、返済負担もそれほど大きなものと感じずに済むからです。
ただ、ローン返済は長きにわたりますので、長期的視野に立った計画が大事です。
子供の教育と重なる時期こそ頑張り時
子供が大きくなってきて、塾や習い事などで出費も増えてきたとしても、まだまだ住宅ローンの返済は終わりません。たいていの人が20年以上といった長いスパンで、返済額と期間を計算して組んでいるからです。そのため、子供に必要なお金と家のためのローン返済とが重なって、もっともやりくりが大変になる時期と言っていいでしょう。
そんなとき、もしも家庭の主婦が薬剤師の資格を持っているのであれば、仮にパートとして働きに出ても大いに返済に貢献できる稼ぎが得られる見込みがあります。一般的に薬剤師の時給は2000円以上するところが多いので、一日の労働時間及び仕事に入る日数をそこそこ増やせば、毎月の収入は資格を持たないパート主婦とは比べ物になりません。
夫の扶養家族から外れるという選択肢も
時給2000円で一日5時間、週に5日入るとしたら、それだけで月給は20万円になってきます。これが一年続けば、夫の扶養家族から外れることになりますが、自分で保険料その他を払うとしても、それを上回るだけの収入が入るのは確実でしょう。
家庭の主婦となると夫の扶養控除から外れることを気にする女性が多くなりますが、一般的なパートならお得になっても、薬剤師資格を持っている女性なら、しっかり働いた方が金銭面では余裕ができることは確実です。
早めに住宅ローンを返済できたなら、また再び夫の扶養控除の範囲内でゆったりと働く選択もとれますので、資格をどう生かすかがカギを握ります。