2017年06月24日
国家資格を持っている人は、時間給労働をした場合の一時間の時給が高くなる傾向がありますが、それでも頑張りが認められて時給がアップするのはうれしいことです。仕事に対するモチベーションも上がり、いいことづくめといえます。
時間給労働者でもうれしいものはうれしい
正社員としてフルタイムで働くことはできないという人や、一日のうちで数時間だけ働きたいという人にとって、時間給労働は適した働き方と言えます。月給で給料がもらえることや、福利厚生が手厚い正社員がうらやましく思えることもあるかもしれませんが、パートで働く人の多くは女性で、夫がいて扶養されていることが大半ですので、独身の正社員女性からすれば、庇護してくれる存在が逆にうらやましく思えるでしょう。
そんなパートの立場でも、正社員と変わらずうれしいのが時間給アップが実現したときです。働いている人にの中で、お給料があがることを喜ばない人はめったにいないでしょう。
雇用形態に違いはあれど、給料アップはうれしいことです。
国家資格保持者だって同じくうれしい
国家資格を持っている薬剤師でも、昇給はうれしいことです。ただし、パートとして雇用契約を結んでおり、年間の収入を103万円、もしくは130万円に抑えている人なら、うれしい反面、再度計算しなおして収入が103万円か130万円のどちらかをオーバーしないように気を付ける必要があります。
時給がアップしたためにオーバーしてしまうとなれば、入る時間を減らすか、出勤日を減らすかのどちらかの方法で対処することになりますので、収入はそのままですが、時間的余裕が増えるということになるでしょう。家の用事をしたり、自分の好きなことをする時間が増えるということで、やはりお給料アップはうれしいことに違いありません。
時間給労働に対する考え方も大事です
正社員の場合はお給料がアップしたら純粋に喜んでいいでしょうが、一方で所得税が増えるなど出ていく分も増えてきてしまうものの、これは義務として致し方ないことです。時間給労働で年間収入を抑えているのであれば、昇給とは時間的余裕を生み出してくれるものと考えるのがおすすめです。
103万円に抑えていた人であれば、これを機に130万円までアップさせて働いてみるとか、さらにより本格的に働き、扶養控除から抜け出るという選択肢をとろうと考えるかもしれません。薬剤師という国家資格を持ち、一時間当たりの時給も高いとなれば、考え方次第でさまざまな働き方ができるようになるでしょう。