正社員ではなく、別の雇用形態で働くのか

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2017年06月26日

男女ともに、結婚しても仕事を辞めずに、子育てを行いながらも働くケースが増えてきました。それには、複数の事柄の重なりあって、その結果として、このスタイルが、選択されているということを忘れてはいけません。

子供が成長するまでの働き方とは

一番の理由としては、女性も働かなければ、生活を送っていくことが難しくなってしまったことがあげられます。また、薬剤師などの資格を持っていながらも、正社員ではなく、あえてパートのままでいるのには、時間という問題からです。

子供が小さい頃は、どうしても急に仕事を早退したり、休まなくてはいけなくなってしまいます。そこで、比較的自由になる雇用形態を選択することになります。また、夫など扶養から抜けなくて済むこともあり、正社員として働くのは、子供が成長して自身にも余裕ができてからという考えの人も少なくありません。

子育て中も働いているので、ブランクが生じることもありません。

良い職場と待遇を求めて求人情報を集める

最近、薬を取り扱える場所も増えてきました。薬剤師がいなければ、薬を販売することはできないので、その需要も高くなってきています。また、その他には、調剤薬局や病院内での薬の管理など、必要とされる現場は増えています。

そうなってくると、自宅から職場の距離や給料にて、選択することもできます。また、少しでも良い職場環境や待遇があれば、そこへ転職することもできます。それらの求人情報は、インターネットを活用することで、簡単に見つけて見ることができます。

求人が多くあることは、万が一、夫が転勤をすることになった場合のリスク回避もできます。転勤先でもすぐに仕事を見つけて、子育て仕事を両立させていく生活に戻れます。

安心して働ける為の自治体からの支援が必要だ

これから、若者の数が減少することからも、夫婦共働きが基本となってきます。しかし、実際問題としては、母親が子育てをしながら、働くことは容易なことではありません。保育園の数が足りないことも、その一因となってしまっています。

反対に、男性が産休を取ることも可能ですが、まだまだ活用されていない制度です。互いの両親の協力を得られることが、一番の近道ですが、各家族化が進んだことの影響もあり、住んでいる地域があまりにも遠かったりして、協力を期待できないことも多いです。

夫婦が、子育てをしながら働く環境を提供することが、少子化の歯止めになります。地域ごとの子供の数の差などもあり、難しい問題です。

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