2017年06月27日
今や夫婦共働きは普通の時代。妊娠・出産を経験し職場復帰する女性もたくさんいますが、子供の保育園問題などでフルタイム勤務は無理だと感じている人も多いのではないでしょうか。そんな子持ちの女性がパートでも働きやすい職業のひとつに薬剤師があります。
勤務先の選択肢が豊富、好きな場所で働けます
この職業の勤務先には、病院や製薬会社、調剤薬局などがあります。私達が一番身近に感じる場所だとドラッグストアもそうですね。このように活躍の場を選べることが、薬剤師が子育てママに人気な要因のひとつです。
子育てと仕事を両立しようとすると、少しの時間もムダにはできないことを痛感するはずです。自宅や子供の保育園の近くに勤めれば通勤時間を短縮できるので、その分、他のことに時間を割くことができます。また、子供が急に熱を出したり、学校からの呼び出しがあったりと、子育てにはイレギュラーがつきもの。
職場が近ければ、そんな風に万一何かあったときでもすぐに対応できるので安心です。
好きな時間に働ける、だから家庭との両立も可能です
もちろん働きたい気持ちはあるけれど、子供が小さいうちは長時間家を空けるのは避けたい……子育て中の人なら誰しも考えることだと思います。パートならシフト申告制なので、ある程度時間に融通が利きます。
例えば、「親が面倒を見てくれる週3日だけ働きたい」、「この日は子供の学校行事があるので休みたい」など、家庭と両立しながら無理なく自分のペースで働くことが可能です。更に、急に休まなければならなくなった時も他のスタッフと勤務を交代できます。
その場合は多少の心苦しさもあるでしょう。しかし、相手が困っている時は手を差し伸べお互いに助け合うことで絆が生まれ、仕事がより楽しくなったり、プライベートでも付き合えるような関係を築けたりと、いい効果もたくさんあるでしょう。
子供の将来のためにも、時給がいいのが嬉しいところ
価値観の多様化する現代、人によって働く意味も様々です。社会と繋がりを持ちたい、キャリアを築きたいなど色々あると思いますが、特に子持ち世代の関心事といえば子供の養育費。子供にお金の心配をさせず、将来のために出来る限りのことをしたい、そう思うのが親心ですよね。
薬剤師は国家資格なので、時給がいい点も特徴です。地域や企業によって違いはありますが、平均時給は2000円と言われています。同じドラッグストアで勤務するにしても、レジ打ちなど他の業種とでは給料に約2倍の差があるのです。
また、誰でも取れる資格ではないので勤務先からも重宝され、培った知識を大いに活用することができます。このように、子持ちでもとても働き甲斐のある職業と言えます。