相変わらず人出不足が続く業界です

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年03月07日

医薬分業になり、全国的に調剤薬局が増えました。その勢いは、まだまだ止むことがなく、地方においても開店が続いています。またドラッグストアの競争も、全国的に急展開となっているとことから、薬剤師が広く求められる時代になっています。

都市部は確保されるも地方に問題が

面積は非常に小さな県ですが、人口数が第二位と言う横浜市を抱える神奈川県では、多くの薬剤師も働いています。非常に数多くの資格者が働いているのですが、この県内でも人気になっている所が、横浜駅周辺であり、川崎駅周辺にある調剤薬局となっています。

川崎駅周辺などは、駅前の再開発によって、とても良い環境になっていることもあり、働くことを希望する人も多くなっています。更には、住宅街となっている都築区などを含め、人気路線周辺のエリアでも、これら資格者にとっても人気になっています。

そんなことから、横浜周辺では充足率が高くなりつつありますが、県内全体を見回すと、以前人出不足と言う状況を脱していないと言えるのでしょう。

都市部での人材募集が多く職探しは楽

神奈川県におけるそれぞれの都市で、人口が増えている街も多いことから、調剤薬局の建設やドラッグストアの展開も多くなっています。そのため、募集も多くなっていることから、非常に就職しやすい環境にあります。

正社員を希望する人も多いのですが、中にはパート職を希望する薬剤師も多くなっています。特に結婚をして、子どもを育てている人にとっては、正社員になることで負担が多くなることが、考えられます。そのため、定時で仕事を終えることが出来る職を希望することで、パートを選ぶと言う人が多くなっていると言われます。

これは、逆に調剤薬局やドラッグストアにとっても、嬉しいことになります。働く時間帯を上手に調整することで、無駄のない配分も可能になるからです。

狭い県内でも起きている地域格差

神奈川県内で働くことは、他の地域で働くより比較的時給が良いとされています。ですが県内においても、収入格差は出ているようです。都市部が高くなり、地方になるほど低くなっているのも、現状です。

全国平均では、2000円程度と言われる時給ですが、2500円に近い金額になっていると言われています。首都圏におけるパート賃金は、1200円から1500円と言われる中、2000円を超える金額は、嬉しい金額になっていると考えられます。

働く時間も指定が出来、週に数度の出番でも良いなどの職であることから、身体への負担も少なく終わることになります。仕事をすることで、家庭に負担をかけることもなく収入を得ることが出来るこの仕事は、良い環境におかれているのでしょう。

PAGETOP