職場探しで失敗をしないために確認したいポイント

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2022年10月30日

薬剤師の採用活動を行っている事業者は全国各地に沢山ありますが、職場ごとに給料や仕事内容、役職など条件に大きな違いが見られます。そうした状況の中、同じ現場内でスキルを磨いてキャリアアップを図るには、就活中に人気がある現場の見学をしたり、労働条件について採用担当者と交渉をしたりするのも有効です。

労働条件が良い職場の特徴について早めに調べよう

薬剤師の採用に力を入れている事業所の中でも、基本給や手当、賞与などの金額が高いところや、福利厚生が充実しているところは、多くの医療従事者にとって魅力的な職場として注目が集まっています。こうした職場で長く働きたい人は、早いうちから労働条件が良い事業所のホームページに目を通したり、ベテランのスタッフの体験談を聞いたりするのがおすすめです。

また、スタッフの離職率が低い現場においては、フルタイムからパートまで個々のスタッフが希望する働き方を自由に選べる制度を導入しているところも少なくありません。そこで、出産や子育てなどの問題に悩まないためにも、余裕を持って各地の職場のスタッフの働きやすさについて判断をすると良いでしょう。

就職活動中に評判が良い医療現場の見学をしてみよう

薬剤師として働いたことが無い人や、数年のブランクの期間がある人は、就職活動中に評判が良い医療機関を見学して、就職後に手厚くサポートをしてもらえるか見極めをするのがおすすめです。例えば、経営状態が良い大学病院や総合病院の中には、ベテランのスタッフばかりでなく、若手のスタッフの採用活動を積極的に行ったり、採用後の研修の内容を充実させたりしているところが多く見られます。

そこで、就職をしてから日々の業務で不安を感じないためにも、妥協することなく複数の医療機関のフォローアップ体制について比較をすることが大事です。なお、人気がある医療機関は見学が可能な求職者の人数が限られることもあるため、スムーズに予約を取るのがポイントです。

実務経験が豊富な人は給料の交渉をしてみよう

病院や介護現場、製薬会社などで長く調剤や服薬指導に関する業務に携わったことがある人は、転職活動の際に採用担当者と給料の交渉をしてみるのもおすすめです。また、海外での経験がある人や、国内の有名な大学を卒業した人は、職場の方針や人事の制度にもよりますが、有利な条件で就職ができるケースが目立ちます。

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