2022年10月10日
薬剤師の国家試験に合格した人は、免許を交付してもらうことで仕事を本格的に始めることができます。ここでは、これから免許の申請をしようと考えている人のために、申請の前に知っておくと役立つ情報についてご紹介します。
免許の交付をしてもらうために必要な費用
薬剤師の免許の交付をこれから申請することを考えている人が知っておいた方が良いのは、交付の申請をするために必要となる費用です。交付の申請は合格者ならば無料でおこなえるというわけではなく、申請のための費用をしっかり支払わないと、免許を交付してもらえないので注意が必要です。
申請のために必要となる費用は3万円です。注意しなければいけないのは、申請費用の3万円を現金では支払えないことです。3万円分の収入印紙を購入して支払いをする必要があります。
支払いができるのは収入印紙で、似たような名前の収入証紙では支払いができないため、間違えないように購入することが必要です。購入した3万円分の収入印紙は、免許申請書の所定の位置に貼りつけて提出します。郵送中にはがれないように、しっかりと申請書に貼りつけておく必要があります。
なお、収入印紙を貼りつけることができる場所は、申請書の右上の部分にあります。
申請書に書かなければいけない正しい字を使った名前
免許を交付してもらうための申請書を書く時には、自分の名前の書き方にも注意が必要です。特に注意しなければいけないのは、普段は簡体の漢字を名前を書く時に使用している人です。申請書に記入しなければいけないのは、戸籍に記載されている正確な漢字です。
免許書を発行するために記載する必要があるため、戸籍に書かれている正確な名前の情報が必要になります。自分の名前が戸籍でどのように書かれているか正確にわからない人は、戸籍を実際に見て確認しておいた方が良いでしょう。
戸籍で使用されている自分の名前の正しい漢字がわかったら、申請書の所定の欄に楷書で記入します。間違いのないように文字を明確に書く必要があります。
申請書に書かなければいけない本籍の情報
薬剤師の免許を交付してもらうために提出すべき申請書には、本籍の記載も必要です。書かなければいけないのは都道府県だけで、市や町などは書く必要がありません。本籍とは別に住所を書かなければいけない欄もあり、住所は住んでいる都道府県だけでなく、市町村以下の詳しい情報も記入する必要があります。