薬剤師に求められる身だしなみとは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年09月17日

薬剤師はやりがいや年収の高さ、女性であれば出産などを経た後の復帰のしやすさなどから就業を希望する人も多く、人気のある職業です。職場では白衣を着用することが多いですが、身だしなみにはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

清潔な髪型や服装を心掛けるのが大切

身だしなみは職場によって決まり事などは異なりますが、共通して清潔感を患者さんに与える服装や身だしなみが求められます。髪型は男性であれば短髪、女性であれば長い髪は一つにまとめて目元にかかる前髪はピンで留める、などです。

ヒゲも医療現場ではおしゃれであっても適さないためきちんと剃るようにし、カラーリングをする場合は明るすぎない色を選びます。ですが、カラーリングは髪が伸びてきて、いわゆるプリン状態になると清潔感が損なわれてしまうので注意が必要です。

また、整髪料の付けすぎなどにも気を付けます。足元も素足ではなく、落ち着いた色の靴下やストッキング、タイツを着用し、汚れが着いていない靴を履くようにしましょう。

匂いに敏感な患者さんがいることを忘れない

なお、医療に関わる職種のため香水や香りの強い柔軟剤などは使用しない方が無難です。特に香水はほとんどの職場で禁止されており、患者さんにとっても良い香りのはずの香水は医療現場では不快でしかないので避けましょう。

人によっては香りがきっかけで気分が悪くなるかたもいますので、制汗剤などを使用する時も無香料を選ぶようにします。ネイルも基本的に医療現場には適さないのでNGです。同じく、長い爪も患者さんから見れば不快なもので、業務にも影響を及ぼすことがありますので、短く切ってきれいに整えておきましょう。

主張しすぎないアクセサリーやナチュラルなメイク

アクセサリーは、小ぶりなネックレスやピアス、結婚指輪などはOKな職場は多いですが大きかったり派手なデザインであったりするアクセサリーの着用は薬剤師には向いていません。業務前にアクセサリーを外す場合は問題ありませんが、付けたままうっかり仕事を始めてしまって患者さんに不快な思いをさせないためにも、アクセサリーは小ぶりか着けないことをおススメします。

そして、メイクはナチュラルメイクが基本で、派手な色のアイメイクなどは避けるようにしましょう。なお、逆に、ノーメイクは身だしなみに気を使っていない、と捉えられることもあります。ですので、体質上メイクができない、という方以外の場合はファンデーションにアイブロー、チークなどで血色の良い健康的な顔を作るようにします。

PAGETOP