患者さんの健康に寄り添う仕事です

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2022年08月29日

薬剤師というと調剤薬局やドラッグストアなどで働いているイメージがあります。その名の通り、専門知識が必要な医薬品の調剤や管理を行うのがこの仕事です。薬によっては人の健康を大きく左右するので責任感重大の仕事です。その分、やりがいが得られるでしょう。

患者さんとのコミュニケーションが多い

基本的な仕事は勤務先でも異なりますが、主に調剤・薬の販売・服薬指導です。薬局では調剤・服薬指導と患者さんの薬歴管理を行います。ドラッグストアでは一般用の医薬品を主に販売します。調剤が併設されている店舗なら調剤薬局と同様の業務を任されるかもしれません。

一般用医薬品の中には副作用の恐れなどを伝える必要がある薬もあります。住んでいる方の健康をサポートするためにも指導は必要不可欠です。新薬の開発に携わりたいなら製薬会社も勤務先に該当します。薬に関する情報を提供し被験者の管理や治検に携わります。

どのような職場であっても患者さんとの信頼性を築けるのがこの仕事の特徴です。慢性疾患の患者さんに薬を調剤し、長い期間をかけて健康を取り戻していく機会は少なくありません。薬や身の回りの悩みなどの相談に乗る機会もあるでしょう。コミュニケーションによって患者との信頼関係を築いて健康に貢献できるのです。

高度なスキルと収入アップを目指せます

医療の現場は常に技術が進歩しています。薬の研究も日々進んでおり、情報はすぐに新しくなります。普段の業務である調剤や院内製剤も正確な技術とスピードが求められます。どのような職場であってもスキルアップが期待できるでしょう。

例えば病院に勤務するなら、医師や看護師とのチーム医療で絶えず連携していきます。カンファレンスなどに出席する機会も多く、現場で学んで即実践できるでしょう。薬局やドラッグストアでは患者さんの症状が改善し、本人や家族に感謝されるケースがあります。

社会貢献に大きく貢献できる仕事といえます。一般的な職業より、平均年収が高く活躍の場が幅広いのも強みです。自分のしたい分野でよりスキルアップすれば高収入を目指すことができます。貢献が昇給や手当で反映される職場なら収入アップの可能性が十分あるでしょう。

やりがいを感じられなくなった時の対策

やりがいを感じられずに悩んでいるならまず一人で抱え込むのをやめましょう。働く仲間だけでなく、家族や友人に相談してください。職場とは異なるアドバイスがもらえます。話を聞いてもらい、不満点や問題点を明確にすることから始めます。

現在の職場に飽きるか、モチベーションの低下が悩みとしては多いです。例えば給与や待遇が不満なら異動や転勤も視野に入ります。具体的にどうしたいか目標を決めて動いていきましょう。職場環境に問題がなくても、毎日の仕事がルーティンワーク化するとやりがいを失いやすいです。

自分の仕事を改めて考え、やりがいを再確認しましょう。調剤した薬や、患者さんにお礼を言われたこと、これらの仕事は毎日誰かに役に立っています。それでもやりがいを感じなければ転職も手です。例えばスキルアップをしたいなら病院などで勤務することをおすすめします。医療チームの一員として活躍する機会が多く成長を実感しやすいでしょう。製薬会社や行政機関への転職も選択肢に入ります。

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