2022年07月20日
就職先を決める時には自分に向いている職場かどうかの判断が大切になります。薬剤師も同様で向いている職場を探して就職しなければ長い期間をかけて資格をとったことが活かせなくなる可能性もあります。ドラッグストアも魅力的な職場ではありますがどんな人が向いているのか知ったうえで働く場所として選ぶべきかどうかの判断が必要になります。
人との交流が好きでコミュニケーション能力が高い人
ドラッグストアは薬だけを取り扱っている場所ではありません。薬局と比べるとお客さんの層に違いがあります。さまざまなお客さんが訪れる場所での業務になるので専門的な話さえすれば十分と言える環境ではありません。
お菓子を買いに来た人やパンを求めて来店した人にとっては店舗のスタッフの一人で薬の専門家という立場ではありません。どれほど高い知識が有ってもパンやお菓子を売っている店の店員として扱われることになります。当然それなりの接客や時には世間話などが求められます。
お客さんは地元の人が中心で常連さんが多くいるので顔なじみのお客さんと上手にコミュニケーションが取れることも大切な能力になります。人と接することが得意な人に向いている職場と言えます。
いろんな事をしている方が好きな人
ドラッグストアにはさまざまな業務があります。薬だけを扱っている薬局に比べると広範囲な業務になります。中には薬と関係のないことも多く含まれています。詳細は各店舗によって異なりますが商品を並べたりレジで精算処理をしたりする業務も含まれています。
倉庫の在庫の管理をしたり納品業者の対応をしたりと一般の会社員と変わらない面が多くあります。同じことの繰り返しに近い業務を毎日熟すことが苦手な人やいろんな業務への対応が求められて状況に応じてやるべきことが変わっていくことに楽しさを見いだせる人にとって充実した毎日を過ごせる職場になります。
状況に応じて働き方を変えられる職場を求めている人
ドラッグストアの営業時間は一般的な会社と異なるケースが多くなります。一般的な会社と比べると朝は早く営業が始まり夜は遅くまで営業しているところが多いです。当然そこで働く薬剤師の勤務時間も一般的な会社に勤める人たちとは異なります。
シフトによって早くなる場合も遅くなる場合もあります。都合に合わせてシフトを選択すれば自分時間の自由度が高まります。雇用形態も多様でフルタイム勤務だけでなくパートタイムで働くことも可能です。
家族の状況などを加味して幅広く選択できるので働き方の自由度が高い職場を求めている人に向いていると言えます。