2022年06月29日
薬の知識が豊富なプロフェッショナルになりたいと言う子供はたくさんいるのかもしれません。世の中により良い薬を供給するためには、優れた開発者が必要ですし、薬を正しく使ってもらうために説明することも必要です。子供から大人まで誰もがなんらかの薬を使っていると言っても良いでしょう。薬のプロになるにはどうすれば良いのでしょうか。
大学へ行って6年間薬の勉強をしよう
まずは、大学へ行く必要があります。薬剤師になりたいのであれば、大学の薬学部薬学科へ入学してください。ここでは、6年間薬の勉強をします。以前は4年制でしたが、今では6年制に進まないといけなくなりました。
ただ、薬学部の中には4年制の学部もありますから気を付けてください。6年制の薬学科へ入学して卒業することが大前提です。大学によっては学部の名前が違うことがあるかもしれないので、事前によく調べておいた方が良いでしょう。
もちろん、どのような内容の勉強をするのかなども調べておくと良いです。これが1番の近道ですし、ほとんどの人がこの道を選んでいます。
大学ではどのような勉強をするのか
大学で6年間、薬の勉強をするわけですが、どのような勉強をしているのでしょうか。特に注目したいのは4年次以降です。4年次に受ける薬学共用試験に合格しないと次に進むことができません。
この薬学共用試験では、5年次から行われる医療現場であったり薬局などで行われる実務実習で必要な知識や技能や意識があるのかどうかを確かめます。もしも、薬学共用試験に合格できなかった場合は、実務実習に進めなくなってしまいますので、必ず合格しなくてはなりません。
不合格にならないようにしっかりと勉強しましょう。
5年次と6年次はどのような勉強をするのか
薬学共用試験に合格すると、5年次に実務実習をします。この実務実習では、病院だけではなく薬局でも行われます。両方で経験することができますので、卒業後にはどのようなところでも即戦力としてきっと働くことができるようになるでしょう。
実技実習は1年間行われ、4期に分かれます。卒業した後に受験する国家試験対策も重要です。このため、6年次には卒業論文だけではなく国家試験対策もしなくてはなりません。
前期で卒業論文の制作を、後期には国家試験対策をします。国家試験は1年に1回しか行われませんから、不合格になると翌年まで待たなくてはなりません。病院などの内定が出ていても、国家試験に不合格となると取り消される可能性があるので1発合格できるように勉強しましょう。