人の役に立っていることを実感しやすい職業

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2022年06月09日

薬剤師として働く人は、何らかのやりがいをモチベーションにしていることが多いです。そして、具体的なやりがいは人それぞれです。では、実際にどのようなやりがいを持って働いているのか、いくつかの例を確認していきましょう。

人が実際に使用する薬を調合する

薬剤師や薬局や病院で働く場合が多いですが、いずれも人が実際に使用する薬を調合するのが主な仕事です。調合した薬によって、使用する人の病気の治療や、健康の維持に貢献することができます。そして、実際に薬を使用する人と、顔を合わせることも珍しくはありません。

特に薬局では、接客を兼任することが多く、自らが調合した薬を、直接使用する人に手渡しするのはよくあることです。そのように、目の前の人が使用する薬を作って、その人の人生に貢献するのだと実感できるのが大きなやりがいのひとつと言えるでしょう。

さらに、場合によっては、直接感謝されることもあります。

必要とされる場所が多く仕事に困りにくい

日本での薬剤師は国家資格であり、大学の薬学部を卒業して、国家資格に合格する必要があります。そのため、誰でもなれるわけではありません。しかし、日本ではその国家資格保有者を必要としている場所は数多くあります。

薬局では市販の薬が数多く取り扱われていますが、要指導医薬品や第1類の薬は、国家資格保有者がいなければ取り扱うことができません。そして、もちろん国家資格保有者としての知識と技術が求められる場合もあります。

そのように、必要とされる場所が数多くあるため、仕事が見つからないということはまずないでしょう。国家資格は原則として、一度取得できればそれ以降はずっと有効です。

犯罪を犯さない限り、取り上げられることはありません。したがって、将来的に安泰なのも魅力です。

キャリアアップを目指すことも可能

薬の専門家としてキャリアアップができることも、やりがいとなります。働ける場所は数多くあり、薬局や病院といった現場ではなく、研究職として裏方に回るというのもひとつの選択肢です。

そして、研究職で自身のやりたい研究ができれば、充実した生活を送れるでしょう。人の役に立つ薬を開発したり、既存の薬の問題点を改善したりするなど、色々な研究が可能です。研究職としてキャリアアップができれば、代わりのいない人材になることも不可能ではありません。

そうして、自身が重要な仕事をしていると実感できるのも、やりがいとなるでしょう。

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