2022年06月01日
薬剤師の就活の方法は人それぞれですが、少しでも給料や休日、福利厚生などの条件が良い職場で働くには、スムーズに自分に向いている求人を探したり、いち早く担当者とコンタクトを取ったりすることが大切です。また、同じような業務を担当する場合でも、勤務先によって待遇や勤務時間、将来性などが大きく異なるため、採用試験を受ける前に様々な現場の見学をしたり、求人サイトや人材紹介会社を頼ったりするのも良いでしょう。
在学中に実習やインターンシップに参加しよう
就職をしてから仕事内容や職場環境などのミスマッチを防ぐには、在学中に自分の興味がある医療機関や薬局で実習やインターンシップに参加をすると良いでしょう。最近では、若手の医療従事者を獲得するために、積極的に実習やインターンシップの受け入れを行っている事業所の数が全国的に増えており、就職活動を控えている学生にとって好ましい状況となっています。
また、実習やインターンシップに複数回参加をして、責任者や現場のスタッフに顔を覚えてもらうことで、就職活動の際の書類選考や面接で有利になるケースもあります。なお、実習やインターンシップの期間や内容については、それぞれの事業所の方針やスタッフの在籍数、患者の状況などによって違いがあるため、余裕を持って担当者と相談をすることが肝心です。
医療の求人がたくさん掲載されているサイトを使おう
薬剤師の募集をしている事業所の中には、大手の求人サイトを使って新卒者や転職希望者に向けて給料や職場環境、研修制度など様々なアピールを行っているところも少なくありません。そこで、様々な条件にこだわって職場を決めたい人は、早い段階から医療に関する求人がたくさん掲載されているサイトに注目をして、求人検索の方法や求人の申込みの流れについて調べておくのがおすすめです。
また、サイトによっては、未経験者や免許を取得したばかりの人でも応募ができる事業所をピックアップしているところもあり、初めて就活をする人も安心して利用することが可能です。
実務経験者は人材紹介会社も上手く活用しよう
病棟や調剤薬局、製薬会社で長く働いたことがある人や、重要な役職に就いたことがある人は、人材紹介会社を頼ることで好条件の求人を効率よく探すことが可能です。大手の人材紹介会社の中には、ベテランの医療従事者だけが応募できる求人を扱っているところもあるため、じっくりと登録先を決めることがおすすめです。