2025年01月09日
資格がないと出来ない仕事は数多くあり、そのほとんどが資格を取っただけで一人前という評価を受けることはできません。薬剤師もその一つで、仕事をする中で覚えなければいけないことがたくさんあります。仕事を通して身につけられることは、従事する仕事によって異なります。身につけたいことがある人は、どの職場が何を身につけるのに向いているのかを知っておかなければいけません。
調剤薬局での仕事を通して身につけられること
調剤薬局での仕事で習得できることは、調剤に関する知識が中心になります。もちろん、毎日調剤業務を行うので、調剤に関する経験値も上がります。但し、調剤薬局によっては、処方箋に偏りがあることは知っておかなければいけません。
調剤薬局は病院に隣接して開業しているところが多く、その病院から回ってきた処方箋の処理が業務の中心になります。その結果、隣接する病院の診療科目によって業務内容に違いが出ます。大規模な病院だと取り扱う処方箋の幅が広くなりますが、規模の小さい病院だと内容に偏りが出ます。
身につけたいことが具体的に決まっている場合や、幅広く経験を積みたい場合は隣接病院の診療科目についても調べておく必要があります。
ドラッグストアでの仕事を通して身につけられること
ドラッグストアでは、処方箋を必要としない薬品も多く取り扱っています。市販薬や健康食品に関する知識を身につけるのに向いている環境です。また、患者さんから症状を聞き取り、適切な薬を提案することも重要な業務に含まれます。
状況に応じて判断したり、提案したりする能力が身につきます。ドラッグストアは小売店としての機能も持っているので、接客業務も日々行うことになります。接客スキルが上がるだけでなく、対人スキル全般を高めることができる職場です。
病院での仕事を通して身につけられること
病院での業務では、医師や看護師などの他の専門家とチームになって取り組むことが多くなります。担当するのは薬剤に関することですが、全体を把握して業務を行う必要があるため、医療現場で行われていること全体に対する知識を増やすことができます。
医師や看護師と毎日接する立場になり、意見や情報の交換も頻繁に行います。急性期病院なら、緊急事態への対応も求められるので、医療関係者としての高い意識を持つことにも繋がります。更に注射など、薬局では取り扱うことのない薬品に関する知識を増やすこともできる職場です。