求職中に自分らしくキャリアを積めるところを探そう

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2022年04月23日

薬剤師の募集をしている事業所は全国的に増えており、調剤や服薬管理などの経験が豊富な人はもちろんのこと、免許を取って間もない人も条件が良い職場に就職しやすくなっています。そこで、求職中に将来にわたり自分らしくキャリアを積める職場を見つけるためには、各現場のスタッフの役割や主な仕事内容、他の職種との関わり方といった大事なポイントを確認することが大切です。

将来に繋がる業務に取り組める場所で働こう

薬剤師のキャリアを無駄にしないためには、就職活動中に複数の医療現場や介護施設などの見学をして、それぞれの現場の特徴を自分なりに把握することが大事です。例えば、調剤業務や服薬管理など、専門職としての知識や技術を発揮できる職場で働きたい人は、早いうちから各事業所の求人情報をチェックしたり、現場で働いている人に職場選びのアドバイスを聞いたりするのがおすすめです。

また、ハードな業務を担当する場合には、働き始めてすぐの頃に心身ともに疲れが溜まったり、人間関係が複雑になったりするケースもあります。そこで、一箇所の現場でなるべく長くキャリアを積みたい人は、給料や休日などの条件だけでなく、職員間のチームワークがしっかりとしている現場を探しましょう。

各職種の十分な教育の機会が確保されているか注目

薬剤師が必要とされている現場は各地にたくさんありますが、就職をしてからスムーズに基本的な業務を担当するには、研修を通じて必要なスキルをきちんと身につけることが重要です。そのため、特に実務経験が浅い人や医療現場を離れていた期間がある人は、一人ひとりのスタッフの教育を重視している事業所を見つけることがポイントです。

最近では、医療現場の人材不足の問題を解決するため、マンツーマンでの指導を積極的に取り入れて、若手が働きやすい環境を整えようとするところが少なくありません。その他、教育の方法や期間、学べる内容などは、現場によって大きなばらつきが見られるため、求職活動を通じてできるだけ多くの同業者の体験談を参考にするのも良いでしょう。

キャリアサポートを徹底している現場に就職しよう

自分にとってどのような仕事が向いているのか分からない人や、どのようにスキルを磨けば良いか悩んでいる人は、若手の医療従事者へのキャリアサポートが徹底している現場に就職をするのがおすすめです。大手の医療機関の中には、ベテランの医師やキャリアカウンセラーなどが在籍する医療従事者のキャリアに関する相談に応じているところもあります。

そこで、働きながら将来を見据えてキャリア形成のポイントをきちんと掴むことが大事です。

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