2022年03月30日
国家資格自体には複数種類がありますが、薬剤師として働く場合は同じように国家資格の取得が必要です。難しい試験に合格する事で初めて働く事が出来き、多くの魅力がある仕事の1つです。ただし魅力だけでなく注意点もあるので、しっかり把握しておく事もポイントとなります。
薬剤に関する大学での学費は高額になる事が多い
難しい国家資格に挑戦するためには専門的な知識が必要という点で、大学に通ってしっかり授業を受けて学ぶ事が必要です。実際に試験自体は1年に1度しか行われないので、長い時間をかけて基礎を学び合格に向けた対策が必要となります。
一般的な大学の場合は4年制となりますが、薬剤に関する大学の場合は6年制となり長く学ぶ事が必要です。一般的な大学よりも通う年数が長い事もあり、学ぶための学費は高額になることを把握しておく事が大切です。
国立や私立によっても学費には大きく差があり、私立ともなると6年通う場合は平均すると1200万以上かかる事もあります。高額な学費の支払いがあることを想定した上で、学ぶ大学自体もしっかり選ぶ事が大切です。
昔に比べると業務自体の負担が増えている
薬剤に関する仕事をする中で、特別な資格職だからこそ働ける人は限られています。そのため資格を取得している事で、就職自体は有利に進める事ができるのが魅力です。仕事をする上でも薬剤に関する仕事になる事がメインでしたらが、最近では様々な業務も負担する事が増えてきているのがポイントとなります。
職場での仕事として薬剤に関わる仕事だけでなく、事務処理としてパソコン操作の他に在宅訪問といった業務も増えてきているのが特徴です。薬剤自体もジェネリック推奨といった内容もあり、業務の内容自体が変化してきたといえます。
昔の場合はシンプルな仕事内容でしたが、時代の流れに伴い業務負担が増えていると理解する事が重要といえます。
働いている職場での昇給は難しい事が多い
仕事をする場合は就職活動を進める事が必要ですが、資格を取得しているという点で有利に進める事が出来るという点は大きな強みです。応募できる求人自体も多く、一般的な仕事に比べると新人であっても給料は割高なのが魅了でもあります。
実際に様々な強みのある仕事ではありますが、昇給に関しては難しいという点を理解しておく事が大切です。働く環境によっても多少差はありますが、働いている社員の人全てが資格取得者という点があります。就職活動の時点では資格を活かした活動を進める事が出来ますが、就職した後は同じ資格取得者同士での職場が多いです。
昇給を目指している場合でも資格自体が強みになる事はなく、出世が難しいケースもある事が多いです。