2024年07月11日
薬の知識が豊富な専門家は、薬局や病院、そして災害時などの色んなシーンで活躍する存在になります。地域医療を支える縁の下の力持ちと言えます。ここでは、薬の専門家としての役割について詳しく解説していくので、ぜひ読んでみてください。
薬局や病院勤務の薬の専門家が担う役割とは
薬は大きく分類して医師の処方箋に基づいて調剤した医療用医薬品と、処方せんが必要ない市販の医薬品の種類があります。薬剤師は患者さん一人ひとりに合う適切な医薬品について、丁寧に説明をおこないます。説明内容においては、医薬品の効果・効能や用法・用量、副作用に関すること、飲み合わせや注意事項などを細かく情報提供していきます。
患者さんに理解してもらえるように、丁寧に説明することが重要です。服薬状況のフォローアップをおこなうこともあります。患者さんと定期的に面談をおこなったうえで、服薬状況を確認していきます。
その際、服薬中に副作用の問題はないか、飲み忘れなどをチェックし、必要があれば服薬指導の内容を調整します。
社会に大きく貢献する薬の専門家としての役割
薬剤師は、薬局や病院での勤務以外にも、社会の中で貢献する役割もあります。社会の中で薬の専門家の核となる役割とは、主に新薬開発や流通、そして違法薬物対策などがあります。新薬開発と流通に携わっているのが、製薬企業と医薬品卸売販売の業種になります。
新薬が安全かつ効果的に患者さんに提供できるように、開発や情報提供に力を注ぎます。国民の健康を守るために色々な側面から貢献します。厚生労働省や都道府県警などの行政機関においても、薬の専門家のノウハウは活かすことができ、違法薬物の取り締まりや啓発活動に貢献します。
違法薬物の分析鑑定や違法薬物に関する捜査など、違法薬物の摘発や密輸の防止に向けて、行政の捜査活動に尽力することもあります。その他にも、青少年や一般市民に向けて、薬物乱用の危険性についてや、薬物依存症の予防方法などのセミナーを開いて啓発活動に協力する場面も多いです。
災害時で重要な役割を担う薬の専門家
地震や台風など、日本の地形は様々な災害のリスクを伴うことが多いです。そのため、災害発生時になると医療機関及び薬局が被災することも少なくありまえん。このような状況になっても、避難所において薬剤師は地域の医療体制を整えてサポートを担う重要な役割があります。
避難所では、患者さんの使用していた薬の情報をヒアリングして、適切な医薬品の配布や管理をおこないます。その他にも、避難所の消毒や衛星管理を任されることも多いです。