2017年05月24日
薬剤師の資格を所有している人にとって、子どもが幼稚園に行っている間に仕事ができるのかどうかは、気になるポイントだと言えます。薬剤師のパートとして働く際に知っておきたいことについて、まとめて紹介していきます。
時短で働きたいならまずは求人をチェック
女性の薬剤師の中には、出産後いったん退職し、子どもが幼稚園に入るタイミングで復職したいと考える方は多いものです。子どもが帰宅する時間までの勤務を検討するとなると、パートでの募集をチェックすると良いでしょう。
探してみると、意外と求人が見つかるものです。就職活動をスタートする上で考えておきたいのは、何時から何時まで働けるのか、という点や、子どもが病気になったときのサポート体制についてです。「自分以外頼れる人がいない」という場合には、理解ある職場を選択することが一番となります。
時給や扱う科目についてワガママは言えないかもしれませんが、「とりあえず再就職をすること」を目標に行動すると良いでしょう。
人気の時間帯は競争率も高めです
幼稚園の子どもがいるお母さんにとって、人気が高いのは午前9時から午後3時ごろまでの勤務です。この時間までに仕事を終えることができれば、園のお迎えにも間に合うことでしょう。
とはいえ、人気が高いということは、すでに人が足りているという状況も充分に考えられます。子育て世代が多いエリアで希望の求人を見つけられないなら、高齢化が進んでいる地域をチェックしてみると良いでしょう。園で延長保育などをお願いでき、午後5時ぐらいまで働くことができるなら、該当する求人数はかなり多くなります。
再就職に困ることもありませんし、仕事にもやりがいを求められそうです。自身の状況に合わせて、働く時間を検討してみてください。
同じ子育て中の人が働いているかどうか
実際に仕事をスタートしてみると、子どもの状況に左右されることも少なくありません。平日に行事が行われる場合には、お休みをいただくこともあるでしょう。また子どもが病気になったときには、急に休まなければならないことも考えられます。
また長期休暇中の預け先を見つけることができなければ、職場に融通を利かせてもらう必要もあります。こうした状況を、嫌がる職場もあれば、スムーズに事を進められる職場もあります。後者に当たるのは、同じ子育て中の方々や、少し先輩の世代の方が多く働いている職場です。
「お互い様」という意識が強く、働く人同士でサポートし合える可能性もあります。不安なことがあれば、就業前に確認しておくと安心です。