2023年11月02日
薬剤師の免許証は、自分で申請をしなければ交付してもらうことはできません。免許証が交付されないと、この仕事をして働くこともできなくなります。ここでは、この仕事をするために必要となる免許証を交付してもらうための申請について解説します。
試験の合格を確認するための方法
薬剤師の免許証の交付を申請することができるのは試験に合格をした人です。試験の合格者が発表された後に交付の申請をすることができます。交付を申請したい人は、自分が試験に合格しているかどうかをまず確認することが必要です。
試験の合格者が発表されるのは毎年3月の後半ごろの時期です。年によっては、それ以外の時期に試験の合格者が発表されることもあります。合格者が発表される場所は、厚生労働省です。全国各地にある試験を運営するために設置された事務所にも、合格者が公示されます。
試験を受験した人は、これらの場所の中から自宅から近い場所を選んで、合格を確認するために行くことができます。試験の合格者は毎年午後2時頃に発表されているので、その時間に合わせて厚生労働省に行けば、待たずに合格を確認できます。これらの場所に直接行けない人は、ホームページで合格者を確認することもできます。
合格を証明するために必要な合格証書
薬剤師の免許証の交付申請をするためには、試験に合格したことを証明できる書類も必要になります。試験に合格したことを証明できる書類として使えるのは、試験を運営している団体から送られてくる合格証書です。
申請をするためには合格証書に書かれている情報が必要になるので、申請をする場合には必ずなくなさないようにすることが必要です。合格証書は郵便物としてハガキで送られてくるので、合格をした人はハガキが到着しているかどうか、自宅の郵便受けを確認する必要があります。
合格証書が届いた後にできる交付の申請
合格証書が自宅に届いていることが確認できたら、申請の手続きをすぐに始めることができます。この場合に手続きをすることができるのは、家の近くにある保健所です。
ただし保健所によっては、このような業務の取り扱いをしていないこともあるので注意が必要です。このような場合には、住んでいる地域の都道府県に直接申請することができます。保健所に申請をすることにより、都道府県の役所から申請をするために使用することができる書類が郵送されます。