2023年08月17日
大学在学中に薬剤師の国家資格に合格出来なかった場合は、独学か予備校で合格を目指すことになりますが、モチベーションを持続させるためにも予備校に入学するのが良いでしょう。通学コースでは平均して一年間で百万円ほど費用がかかりますが、合格に向けた講義と勉強仲間を得られるため通う価値があるとされています。
通学とオンラインのコースから選べる
毎日の貴重な時間を国家試験合格に向けて使える環境の場合には、通学コースの予備校に通った方がしっかりと勉強時間を取れるため合格率が高くなります。自習室が利用出来るところも多く、これまで自習に利用していた大学の図書館などに通わなくなり、学習環境が整わないという方からも好評です。
先に就職が決まっていて働きながら国家試験合格を目指したいのであれば、オンラインコースのある予備校を選ぶと仕事と勉強を両立出来るでしょう。オンラインコースの特徴は、通学コースに比べると授業料が安いことも挙げられるため、お金を節約したい受験生からも人気です。
大学卒業後は実家に帰ってしまった為、家の近所に薬学系の予備校がないという場合にも、オンラインコースなら対応可能となっています。
予備校の中には学生寮のある学校も
一般的には大学を卒業してしまうと学生寮も出て行くことになりますが、予備校が完備する学生寮であれば大学の卒業と関係なく入寮することが出来るようになっています。地方出身者の場合は実家に帰らなくても良いように、予備校の学生寮に入ることで勉強に集中出来る期間を延ばすことが出来るため便利です。
同じ目標を持った仲間も身近にいるため、受験勉強から離れずに済み薬剤師国家試験合格までの気持ちを維持しやすくなるでしょう。食堂完備の寮もあり自炊をしなくても健康管理が出来るため、受験勉強にのみ集中しやすくなっていて安心です。
現役生のうちから予備校に通い合格を目指す方法も
浪人はしないで現役生のうちに合格を決めたいという方からも予備校は人気で、大学の授業だけでは補えない部分をしっかりと学ぶことが出来ます。平均的な国家試験合格率はおよそ六割とされており、不合格になった四割に該当する場合は国試浪人するか諦めるかしか選択肢がないため、現役のうちに頑張る人も多く見られます。
苦手な科目の克服や留年を防止するための対策も出来るため確実に大学を卒業し、さらに現役で国家試験に合格をするという目標を持つ方にオススメです。