働く職場によっても勤務時間仕事内容が違ってきます

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2023年07月14日

薬剤師の仕事は体力、責任感、高いコミュニケーション能力を備えている人が向いている仕事です。調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社など勤務する職場によって仕事の内容が違ってきます。無理なく働ける職場を選ぶことが大事です。

初任給は低めですが多くの部署がある製薬会社

薬剤師になるには、大学の薬学部に進学をして6年間授業や実習などを受けておき、国家試験に合格する必要があります。難易度の高い資格ではありますが、専門的な知識、経験が必要な職業なので安定した収入が得られます。

20代の若い人は、まだ仕事の経験が浅いですが、初任給が20万円から30万円ぐらいの職場があります。製薬会社は総合病院、調剤薬局に比べると、初任給は低めですが、経験を積んで役職に就いたり、新薬の研究、開発をすることで収入アップが可能です。

製薬会社では、個人クリニックや病院などに、薬や新薬の販売、セールスなどを行うMRとして勤務をすることもできます。自分の性格に合った部署に入ることで、収入を増やしたり、やりがいを感じることが出来ます。責任感が強く、研究熱心な人が向いている職場です。

マルチタスクが要求されるドラッグストア

大手ドラッグストアは、都心だけでなく地方にも店舗数が多く、従業員用の駐車場が完備されています。自宅から距離がある場合でも、マイカー通勤ができるため、体調が良くない時、悪天候の日でも通勤の負担が少なくなります。

大手ドラッグストアは、幅広い年齢層の顧客が訪れるので、社交性が高く、コミュニケーション能力を備えている人が向いています。年齢や職業、性別に関係なく柔軟で親切な対応ができる人が適しています。

一般医薬品の販売、品出し、商品陳列、レジ業務、清掃など多くの仕事をこなす必要があります。マルチタスク能力の高い人は、スピーディーに正確に仕事をこなすことができます。家事はマルチタスクが要求される仕事なので、家事能力が高い人も向いている職場です。

多くの顧客が訪れるので、混雑する時間帯は忙しくなります。

漢方薬に関する知識、経験なども必要です

調剤薬局は病院、個人クリニックと隣接しており、医師や看護師と連携して仕事をこなす必要があります。医師の指示を受けてから、処方箋の内容を確認しますが、持病がある場合は相性の悪い薬がないか、確認をする必要があります。

漢方薬の処方を行っている、婦人科クリニック、漢方外来などが増えているため、漢方薬に関する知識、経験なども積んでおくことが大事です。調剤薬局は、クリニック、総合病院と勤務時間を合わせていることが多いので、ライフスタイルに合った職場を選びましょう。

病院勤務の場合は、残業や夜勤をこなす必要があるので、体力があり、健康な人が向いています。30代40代の年代は、子供の教育に出費がかさんだり、住宅ローン、車のローンを組んでいる人が少なくありません。平均年収が500万円から600万円前後の職場を選ぶと、出費が多い時期でも乗り越えることができます。

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