2017年05月27日
薬剤師のイメージが大きいものに、調剤薬局で働くことがあります。また病院や医薬品メーカーで働くことや、最近ではドラッグストアで働く人も多くなっています。そこには、正社員の他にもパート職やアルバイトで働く人も増えていると言われています。
人出不足解消に努力する自治体が多い
薬科大学や薬学部を増やしたことで、人出不足が解消される言われて来た薬剤師ですが、国家試験の合格率が下がってしまい、考えていたほどの増員になっていないのが現実となっています。そのため全国的に募集が行われ続け、人出不足に輪をかけています。
今地方の自治体などでは、結婚して家庭に引き込んでしまっている資格取得者の掘り出しを奨めるようになって来ました。長らく現場から離れていることで、仕事内容に不安を持つような人には、改めて勉強会を催すなどをして、人出不足解消に努めているのが現状です。
また彼らの仕事は、薬の投薬と言うことが考えていることが多いのですが、大事な仕事として薬暦管理があります。
投薬と言う言葉は乱暴に聞こえますが
投薬と言う言葉を聞くと、どうして「投」と言う文字を利用するの考える人も多いのではないでしょうか。しかし「投」と言う文字の意味には、「与える」と言うこともあり、患者さんに薬を与える仕事と言う観点から、問題はないとされています。
薬を与えるだけが仕事ではありません。薬の効果を知り、副作用がなかったのか、どんな薬を併用しているのかなど、患者さんの体調管理も重要な仕事になります。患者さんの変化を見つけた時には、医師と相談するといった仕事もすることになります。
そのため患者さんに薬を与えるだけが仕事になる訳ではありません。患者さんの体調管理と供に、患者さんが安心して薬を飲むことが出来るように導くことも、大事な仕事になります。
主婦のパート職が増えている理由
人出不足から、再就職を目指す人の募集が多くなっています。そのための勉強会も行われるまでになっていますが、その希望者の多くは、家庭の主婦と言われます。元々薬剤師として働いていた人が、結婚・子育てと言うことから仕事を離れた人も多くありました。
女性の資格取得者が多いことも、退職者が多い理由とされて来ました。今、その人たちの復職で人出不足をかろうじて補うに到っているとことになっています。またその人たちは、正社員として働くのではなく、パート職として働く人も多くなっています。
この職は働く時間を自由に希望できることもあり主婦には便利なものとなっています。更には、時給が高いことも大きな魅力となっているのでしょう。