2023年07月01日
医療に携わる資格としては医師や看護師などがありますが、病院以外の薬局でも働ける薬剤師は就職先が多く安定した収入が見込める人気の職業です。資格取得の際に気をつけなくてはいけない点は、看護師とは違い様々な学校から受験資格が得られるわけではなく六年制の薬学部出身のみ受験可能という点です。
六年間学んで将来の仕事を確かなものにしよう
これまでの四年制の薬学部からでも受験の道が開かれていた頃とは異なり、薬剤師の資格を得るためには六年制の薬学部を卒業することが必須条件に変更となりました。薬学部を設置している学校は医学部を設置している医療系に強い大学のほか、薬学を専門にしている大学もあります。
同じ医療系の看護師に比べると資格取得までにかかる学費は勉強年数の長さから高くなりますが、その代わりに年収設定も高く稼げる職業だと言えます。予防接種に使用する注射薬の調剤も行うため、人の役に立つ医療系の仕事に就きたいと考えている若者からも注目されている資格です。
休日対応の薬局も増えていて仕事が多い
最近では病院と連携している門前薬局以外では休日に対応しているところが増えてきており、休日の求人数も数が多くなっています。少しでも多く稼ぎたいと考えている場合には、日曜日や祝祭日にも業務を行っている薬局で働くとより一層稼ぎを増やすことが出来るでしょう。
他の薬局と掛け持ちで働いている人もおり、公務員として働いていたり勤務先の規則に反しない限りは、掛け持ち可能となっているのも特徴の一つです。平日は病院で勤務をしていて、休日はドラッグストアでバイトをするという方法も就労規則によっては出来るため、キャリアやスキルを上げやすくなっています。
経験者なら派遣会社に登録して仕事探しも可能
調剤薬局などに勤めてある程度の職業キャリアを積んでいれば、医療系の派遣会社に登録をして都合の良い時だけ短期間働くという方法もあります。一度現役を引退したブランクのある主婦の仕事復帰にも役に立ち、仕事と家庭を上手く両立しながらお金を稼ぐことが可能です。
配偶者の転勤などで引越しが多いという場合にも派遣会社に登録するのはメリットがあり、短い期間だけ働きたいという希望が叶うため、登録者数も増えています。また、自分の家から通える範囲の職場が何処にあるのか調べやすくなっていて、自力で求人を探すよりも効率よく次の職場を見つけることが出来るでしょう。