薬のプロには何年でなることができるのか

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2023年06月30日

子供の将来の夢の上位には医療関係者がランクインされることが多いです。医師や看護師が多いとは言え、薬のプロフェッショナルも人気があります。薬で多くの人を助けたいと言う子供がそれだけ多いのかもしれません。その薬のプロフェッショナルには何年でなることができるのでしょうか。

大学に進学して6年間通う必要がある

薬剤師になるためには、まず大学の薬学部薬学科と言う養成課程を卒業しなくてはなりません。他の名前の学部や学科があるかもしれませんが、いずれにしても養成課程を卒業することが求められます。

このため、少なくとも6年以上の時間が必要なことがわかります。以前は4年制でしたが、実習などを実施するなどで学ぶことが増えたことで4年制から6年制に変わりました。以前は4年制の養成課程を卒業することが必要だったので、今は2年長く大学で学ばなくてはいけなくなりました。

大学卒業だけではなく国家試験に合格する必要がある

6年制の薬学部薬学科などの養成課程の卒業は大前提です。養成課程を卒業か卒業見込みで国家試験の受験資格が得られます。つまり、スムーズにいけば6年制の大学を卒業見込みで国家試験に合格することが薬剤師の最短ルートとなります。

6年が最短の道ですが、国家試験は決して簡単なわけではありません。合格率は70%前後となっているため、受験すれば全員が合格するわけではないことがわかります。むしろ、養成課程が6年制となったために合格率が下がっていると言うデータもありますので、大学在学中から国家試験対策をしておかないと厳しいことになるのかもしれません。

国家試験に合格した後にやることとは

国家試験に合格した後に、厚生労働省が定める薬剤師の名簿に登録しなくてはなりません。これは国家試験に合格したら自動的に登録されるものではありません。自分で申請して登録する必要があります。

登録の申請は在住地域の保健所などで行います。申請すると約2ヶ月後に登録されます。すると、免許証が交付されます。大学入学からトータルで最短で6年かかりますが、あくまでもスムーズな場合の話です。大学入学も狭き門ですし、国家試験も難しいため、6年以上かかる人も少なくありません。

社会人から目指すのはより大変な道となるでしょう。社会人から目指す人もいますが、学費も決して安くはありませんし、大学に行きながら働けるようなものではないので社会人から目指すことは難しいと言われています。

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