働き先は将来減少するとみてよい

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2023年05月26日

薬学の資格を持つ人物が働く就業先について、将来的にどのような結果になるかについて解説をします。薬学の資格を生かせる就業先は病院のほか薬局がありますが、いずれも減少傾向にあり、就業先として減少している点について触れていきます。なお、何故、就業先が減少するかについて解説をします。

病院は人口減少とともに不要になる

薬剤師の資格を持つ人物が働く就業先として挙げられる病院ですが、今後において日本人の人口が減少することで閉鎖される病院が増えるとみてよいです。病院の倒産件数は、2021から急速に拡大しており、倒産件数は2023年現在では2倍です。

これは、受診控えによる問題と人口が減少しているが故に大病院への受診者数が減少したためです。病院は人口が減少したエリアにおいては不要になることがあり、建物自体が不要になることもあり得ます。つまり、病院が老朽化していて人口が減少しているエリアにおいては別の病院があるのであればそちらを利用したほうが望ましいという結果になるため、人口が減少しているエリアにおいては老朽化した病院については不要であると結論を出しやすいです。

病院は施設が老朽化した場合、立て直しが要求され要求に従えない場合、事実閉鎖となります。よって、薬学の資格を持つ人物の働き先である病院については今後も減少するとみてよいです。

薬局も競争率が高いのでつぶれる可能性大

薬学の資格を持つ人物の就業先において薬局が挙げられますが、薬局も競争率が高く、他者の薬局と競うため津さんする可能性が大です。なぜなら、薬局が増加した理由は高齢者の方に医薬品を届けることを目的として企業が薬局を経営していますが、問題は増えすぎた薬局が問題で供給量と需要の割合が合致していません。

よって、将来的に倒産する可能性が高い薬局に就業する可能性も否定できず、安定して就業できるかどうかについては国家資格を持つ薬学者という立場にある人物でもわからないのです。

製薬会社の求人も縮小傾向にある

薬剤師の方が働く働き先として製薬会社がありますが、製薬会社も製薬会社間の競争及び、競争の激化で求人が減少しつつあります。これは、2023年よりも前に言われていたことで、製薬会社は多数の会社が存在しており、競争によって商品を開発しているため、競争が激化すると研究者の確保はするが調合を主とする調剤師と言われる立場の人間についての求人は減少するというものです。

しかも、近年では、オートメーション化により工場で研究した薬を調合可能となったが故、調合資格を持たない人物でも調合作業は可能で、調合作業の責任者である薬剤師の方がいれば業務が遂行可能なため、調合資格を持つ人物の求人は製薬会社においては減少しつつあります。

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