大学病院、総合病院で働くメリット

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2023年04月30日

大学病院、総合病院は入院の設備があり、幅広い年代、性別、職業の患者がいるのが特徴です。病院勤務が向いている人は、社交性、協調性があり、コミュニケーション能力が高い人が向いています。福利厚生、賃金、待遇の面でも優遇されており、ドラッグストアよりも、勤務時間、残業が少ないのがメリットです。

社交性、協調性の高い人が向いている職場です

大学病院や総合病院などで、薬剤師として活躍している人が増えていますが、働くメリットは福利厚生、賃金、待遇の面で優遇されている点です。地方と都心によっても多少は違いますが、年収の平均が500万円から600万円前後になっており、安定した収入を得られるのが魅力です。

総合病院や大学病院では、入院の設備が整っているので、幅広い年代、性別、職業の人が治療を受けています。病院で働くのに向いている人は、ある程度の社交性、協調性があり、コミュニケーション能力が高いことです。

親しみやすい話し方を好むこともありますが、高学歴、大学教授などが患者の場合は、上品で丁寧な話し方を好むことが多く、臨機応変な対応が出来ることが大事です。人と会話をするのが好きな人、薬や医学などに高い興味を持っている人はやりがいを感じやすいです。

自分で薬の管理ができない人には服薬指導はしない

大学病院、総合病院などでは、薬剤師は医師と連携をして仕事をこなす必要がありますが、その一つには服薬指導があります。基本的には服薬指導は、自分で薬の管理、服用が出来る人に説明をします。薬の効能、飲み方などを説明することで、薬の効果を高めることができます。

患者によっては、加齢による認知機能の衰え、体の衰えなどが原因で、自分で薬の管理ができないことがあります。薬の管理ができない人には、服薬指導は行わないことが多いです。薬の管理ができない患者は、薬の量や飲み方を間違える可能性が高いので、看護師が厳重に管理を行い、服薬をさせています。

総合病院、大学病院では医師の処方箋をもとにして、薬の調合を行います。他の薬を服用している場合は、相性の悪い薬がないか確認をしたり、薬の重複を防ぐために何度もチェックをします。

ドラッグストアに比べると残業、勤務時間が短い

大学病院、総合病院で働くメリットは、育休、産休制度が整っているので、育休、産休をきちんと取ってから、仕事に復帰できる環境が整っています。職場によっては託児所が完備されており、子育て中の人も働いている間は、子供を預かってもらえるので安心です。

薬剤師は女性が多く勤務をしていますが、大学病院、総合病院などでは、男性も数多く勤務をしています。ドラッグストアは、夜勤をこなすことがあるので、体力的にきついと感じることがあります。病院勤務の場合はドラッグストアに比べると、医療スタッフが多いので勤務時間が長すぎず、残業も少ない傾向があります。

製薬会社に比べると長期の休暇は取りにくい場合もありますが、ゴールデンウィーク、お正月などは交代で休めることが多いです。

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