ベテランになってもぜひ心得ておきたいこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年03月07日

薬剤師がベテランになっても心得ておきたいことは以下の通りです。医療の分野は常に進化しており、新しい薬剤や治療法が次々に登場しています。ベテランになっても、常に最新の情報にアンテナを張り、勉強会やセミナーに参加することで、自己研鑽を怠らないようにしましょう。また、当然のことながら、患者さんとの信頼関係を築くことが大切です。ベテランになっても、患者さんに対して優しく丁寧な対応を心がけ適切なアドバイスを提供することで、患者さんから信頼される存在であり続けることが重要です。病院勤務の場合には、医師や看護師、患者さんと共にチームで治療を行うことが多くあります。ベテランになっても、自分の役割をしっかりと果たし、他のスタッフと協力してチーム医療に貢献することが大切です。もう一点。ベテランになるとついルーティンワークをこなすという形になりやすいものです。そんな時についミスが出やすいもの。患者さんの健康に直接影響を与える仕事であるため、業務に対して真剣に向き合い、ミスを減らすために努力することが必要です。最後に、若手の育成にも力を入れることが大切です。自分が経験してきたことや知識を、若手薬剤師に伝えることで、後進の育成に貢献することができます。また若手から新しい視点やアイデアを取り入れることで自分自身も成長することができます。ここでは、ベテランとして忘れがちな点で注意しておきたいことに絞ってお伝えしておきたいと思います。

ベテランになると怠りやすくなること

長年の経験を積み重ねたベテランは、薬剤の種類や効果、副作用などの基本的な知識を忘れてしまうことがあります。しかし、薬剤の基本的な知識は薬剤師としての最低限の要件であり、忘れてしまうことは許されません。と同時に、医療の分野は常に進化しており、新しい薬剤や治療法が次々に登場しています。

ベテランは、長年の経験によって自信を持っていることが多く、新しい情報を見落としてしまうことがあります。

忘れがちな患者さんとのコミュニケーション

患者さんとのコミュニケーションは、見習いの頃には真剣に取り組んだものでしょう。しかしベテランになると、経験に裏打ちされた知識や技術を持っていることが多く、自分の意見を主張することが多くなってしまいます。

そこでつい患者さんとの真摯なコミュニケーションを怠りがちです。しかし、患者さんとのコミュニケーションを怠ることで、患者さんからの信頼を失ってしまうことがありますので注意したい。

大切な業務フローや医療チームに向かう態度

長年同じ職場で働いているベテランは、業務フローに慣れてしまい、改善の余地を見落としてしまうことがあります。しかし、業務フローの改善によって、業務の効率化やミスの軽減につながります。また、チームを組んでいる場合には、ベテランは自分の役割を自己完結的に考えがちになり、チーム医療の重要性を忘れてしまうことがあります。

しかし、医師や看護師、患者さんと協力して治療を行うことではじめて患者さんの健康維持につながる点を忘れないようにしたい。

PAGETOP