2023年01月26日
薬剤師がどのような仕事をしているか、一般の人は必ずしも正確に知っているわけではありません。ここではそのような人のために、この仕事を具体的にしている人がどのような仕事をしているのかについて詳しくご紹介します。
医薬品の販売を担当している仕事
薬剤師が働いている職場の種類は非常に広いことが特徴です。多くの人が働いているのは薬局やドラッグストアのような職場です。こうした場所で働いている人のしている主な仕事は、患者に医薬品を調剤する仕事です。
薬局やドラッグストアには毎日さまざまな人が医薬品を買いにくるために訪れています。これらの人の中には市販されている医薬品を販売するためにドラッグストアを訪れる人もいます。病院やクリニックで診察を受けた人が医薬品を購入するためにドラッグストアを訪れることもあり、こうした人々に医薬品を販売することが、ドラッグストアで働いている人の主な仕事となっています。
ドラッグストアでおこなわれる調剤
ドラッグストアで働いている薬剤師の仕事は医薬品を販売することだけではありません。医薬品を調剤することも、ドラッグストアで働いている人が担当している仕事です。医薬品の調剤とは、医薬品を適切な状態にして患者に渡すことです。
医薬品の中にはそのままの状態では服用しにくいものもあるため、こうしたことがおこなわれています。調剤はこの仕事をしている人が自分の意思で自由にできるわけではありません。調剤は医師が書いた処方せんに従っておこなわなければいけないという決まりがあります。
医師の処方せんとは全く関係のない医薬品を調剤することは、この資格を持っている人であってもすることはできません。医師の処方せんとは関係のない医薬品を調剤してしまうと法令に違反してしまうので、ドラッグストアで働いている人は間違わないように慎重に作業をおこなっています。
ドラッグストアの医薬品管理の仕事
ドラッグストアで働いている人は、お店で販売している商品の管理もしています。この資格を持っている人がしているのは主に医薬品の管理です。ドラッグストアで医薬品以外のものも販売している場合には、その他の商品は他のスタッフが管理していることが多いです。
医薬品以外の商品を他の人が管理しているのは、これらの商品は管理をするために特別な資格が必要ないからです。医薬品を管理する仕事は専門的な知識を持っている人しかできないので、この資格を持っている人がおこなっています。