2023年01月21日
調剤薬局にて販売する医薬品については、説明や服薬指導がされます。しかし、注意事項や気をつけたいことなどもあるので、しっかり確認が必要になります。どんな服用なら安心安全に取り入れられるかをチェックしてみましょう。
お薬の飲み方をしっかり指導してくれる
薬剤師にとってお薬を飲むときの服用方法について指導しなければならない、その義務があります。たとえば、お薬を飲むときの水の量についても指導します。ちなみに、通常はコップ1杯の量にて飲むのが適量です。しかし、患者さんによっては水分を制限されている場合も少なからずあるので、医師や薬剤師に飲むタイプ以外のお薬について相談できます。
また、お薬は水以外で飲んでも良いのかという疑問もあるでしょう。しかし、お薬の種類によっては、効き目が弱くなったりという相性の悪い飲み物もあります。できれば、水、ぬるま湯をオススメします。
お茶なら問題なしというのも誤りで、先にあげたように薬によってはお茶に含有されるタンニンと相性の悪いものもありますので、基本的に水をオススメしてくれます。しかし、水なしでも飲めるという考え方の人がいます。
これも誤りです。お薬の吸収というのは、水と混ざりあい溶け出してから出るため、吸収が遅れてしまいます。錠剤やカプセルであれば、過って食道にひっかかることもあります。
お薬の注意事項や気をつけたいこと
薬剤師からはお薬の保管時の気をつけることも指導します。基本、直射日光や高温多湿な場所を避けます。お子さんだったり、認知症やうつの強い方の手の届かない場所に保管します。お薬によっては、冷蔵庫に保存しなければならないものもあるので、説明をしっかり聞きましょう。
また、誤用しないように内服薬と外用薬は別々に保管します。お薬は高齢者が飲むケースも多く、その場合に注意することも指導します。高齢者は腎機能や肝機能が弱いので、効き目も強く出るのですが、反対に副作用も強く出る懸念もあります。
必ず、経過観察をしておきましょう。
お薬のよくあるジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品を調剤薬局でも勧められることがあります。このお薬はどう違うのかも、説明してくれますから、納得できてから変更しましょう。まずお薬は、国内で承認されて初めて発売されます。その成分については特許です。
しかし、特許権が切れた後はその成分にならい他の医薬品メーカーも発売することができます。この認可をうけたのが、ジェネリック医薬品です。開発するためにコストをかけた国内初のお薬に比べると、低価格です。
しかし、国内初のお薬と同等の効果があります。