2017年04月29日
大学の薬学部をご卒業され、難しい国家資格を取得された薬剤師の方は、資格を利用して全国どこでも仕事をすることができます。薬剤の専門機関、薬局などは現在人手不足のところが多いです。そのため、正規雇用だけではなく、非正規での募集も多くなっています。
働きやすい就業形態で働きましょう
かつて薬剤の専門家である薬剤師として、調剤薬局や大手企業のドラッグストアなどの正職員として働かれていた方が、結婚や出産をしたり、何らかの家庭の事情などで退職をしたという方はたくさんいます。再び資格を生かした仕事をしたくても、正職員のフルタイムという就業形態では難しく、なかなか復帰ができないという方はたくさんいます。その際、正職員にこだわらず、非正規職員、パートとして働くことを検討すれば、可能性が広がります。また昨今は多くの調剤薬局やドラッグストアなどでパートタイム採用を行っていますので、お近くの薬局などでも募集はあるでしょう。近所で働くことができれば、家庭に支障をきたすということはありません。。
専門職としての強みを生かしましょう
非正規雇用といっても、大学の薬学部をご卒業されて難しい資格を習得された上でのお仕事ですので、専門職として、相応のやりがいのある仕事はできます。自分の都合の良い曜日や時間に就業することができますので、ライフプランとしての効率はあがるでしょう。かつてフルタイムで働いていた時に培ってきたスキルや適正も生かすことができます。専門職ですから、調剤薬局のスタッフなどは販売員としての側面が強いですが、一般のコンビニやスーパーマーケットなどの店員とは違い、相応の報酬も見込めるはずです。採用する薬局側にとっても、常に働いてもらうスタイルではなく、忙しい日や時間帯のみに就業していただくほうが、コスト面で助かります。。
ブランクを埋め合わせることもできます
かつて正職員として薬剤の専門機関で働かれていた方が、一旦職場を離れて何年ものブランクを経てしまうと、なかなか戻りづらくなります。薬剤に関する進歩、社会的な変化は日進月歩ですので、新しい知識や情報に適応することは簡単ではありません。しかし、非正規雇用、パートタイムで働くことをしばらく続けていれば、その薬剤の世界の現状を理解しやすく、自分のペースでブランクを埋め合わせることができるでしょう。ご自宅の近くの薬局などで働かれる際には、薬局側は何かあればすぐに連絡して呼び出すこともできますので、重宝するはずです。近所で働けるというスタイルや、非正規雇用というシステムは、働き手と雇用する側双方にとってメリットがあるということです。。