2023年01月10日
国家試験は毎年行われており、2023年は2月18日(土)ならびに19日(日)に実施予定となっています。そして、受験地としては、北海道から宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、徳島と福岡の9つの都道府県にて受けることが出来ます。ご自身が住んでいる地域の近くで実施されていない場合は、隣接する近くの会場にて受けることになり、移動時間などがかかるため、しっかりと受験科目の復習を事前に準備しておくことが重要です。
受験科目も数多くあるため、幅広い知識が必要です
受験科目には、物理や化学、さらには生物などといった理科で扱われる科目を中心に出題されています。また、必須の試験科目以外に、一般問題試験と呼ばれるものがあり、薬学理論問題試験ならびに薬学実践問題試験と呼ばれる2つの分野に分けられます。
さらに、実務に関する問題も出題されるため、一夜漬けではなく日頃から意識して生活することもとても大切になります。
受験資格もあらかじめ確認しましょう
基本的に薬学の正規課程を終了した人や海外の大学などで薬学課程を修了した人も含まれます。そのほかにも、海外で薬剤免許を受けた人で厚生労働大臣から認められた人なども含まれます。
また、法律改正後の改正前の薬剤師法第15条第2号に該当する人も受験する資格を有しており、多くの人が該当するものと言えます。
受験の手続きや合格発表も調べておきましょう
受験するためには、必ず願書を出す必要があります。近年はコロナウイルス感染症拡大防止対策により、郵送による手続きが薦められています。また、願書を提出する上で気をつけなければならないことが沢山あり、写真が6ヶ月以内であるかどうか、さらにはサイズや薬剤師国家試験運営事務所もしくは国家試験運営臨時事務所での本人確認が取れているかが大切になってきます。
そして、返信用封筒もサイズが定められており、縦23.5センチ、横12センチのもので、表面に郵便番号ならびに宛先を記載して、529円の切手を貼り付ける必要があります。そのほかにも、大学などの卒業見込み証明書や、事前に認定を受けている人の場合は、国家試験運営臨時事務所に当該認定通知書の写しを提示後の原本の照合を受けたものと履歴書を同封することも必要です。
合格発表は2023年3月22日(水)の14時ごろに厚生労働所のホームページにて試験地ならびに受験番号を掲載して発表して確認することが出来ます。さらに、合格者に対しては合格証書を郵送することで、合格かどうかを知ることが可能です。