2017年03月15日
最近増えている求人が、コンビニで募集される薬剤師です。薬事法が改正されて、一般薬品を販売できるようになりました。一般薬品に分類されるものは登録販売者が常駐していれば問題ないので、必要ないのではと感じられますが、登録販売者では第2類と第3類の医薬品しか販売できません。そこで第1類の医薬品を配置するためには必要となり募集されています。 ここでは実際の仕事内容や勤務条件などを詳しくご案内いたします。
仕事内容はあくまで薬の説明と販売
実際の仕事内容には、一般の店員のようなレジなどの販売業務や品出しはありません。基本的には店舗内に配置された、医薬品の相談や説明に対応するのが主な仕事内容となります。お客様は薬剤師から薬を買うわけではなく、店員がレジで支払いの対応をします。
また、雇用形態はアルバイトやパートという立場が多いようです。また、ドラッグストアなどと比べると時給が安いのではと心配する方もいますが、もちろん一般の店員と同じ時給で働くわけではありません。24時間365日営業していることが特徴でもありメリットでもありますが、勤務時間や勤務日については相談できるので、時間の融通が利きやすい職場と言っても良いでしょう。
それほど求人が多くはないのが現状
まだまだスタートしたばかりの市場なので、全てのコンビニで募集されているわけではありません。地方では試験的に導入されていたり、店舗を拡張してカウンターを設けたり、新しい設備を整えたりしている最中なので、今後需要の拡大に伴って求人も増えていくことでしょう。
その利便性が認められれば処方せんの業務も増えていくことでしょう。また、地域により需要や客層も異なります。都市部や繁華街の中にあるのと、住宅街や過疎化が顕著な地域とでは配置する薬の種類や在庫も異なります。
働く側にとっても、コンビニとはいえ大切な命や健康を守る責任のある仕事となるので、常に丁寧な接客と責任が求められます。
自分のライフスタイルに合わせて働くことができる
求人の探し方ですが、自分の適性や条件に合った職場を探すには専門の転職サイトを利用すると良いでしょう。24時間営業といった特徴を活用することで、主婦の方は早朝から夕方にかけて勤務することも可能ですし、ダブルワークを考えている方は夜間の勤務も可能となります。
それぞれのライフスタイルに合わせて勤務することができるでしょう。また、気になる時給については時間帯や地域にもよりますが、時給2000円〜2600円程度で掲載されていることが多いようです。もちろん早朝や夜勤手当はプラスされるので、パートにしては高収入を期待することができるでしょう。
これまでにない新しいスタイルで働きたい方には魅力ある職場と言っても良いでしょう。