2021年09月01日
あまり苦労することなく復職ができるというのが、国家資格を持つ人の強みと言えます。では、どのようにしてキャリアを重ねて年収をアップさせる事ができるのでしょうか。考えられるキャリアパスについて解説することにします。
正社員になって年収をアップさせる
薬剤師が年収をアップさせるための一番の方法は、やはり正社員になることです。正社員になることにより、安定した収入を得られるだけでなく、様々なメリットを享受できるようになります。たとえば、福利厚生は正社員のほうが待遇が良いです。
たしかに、資格があればパートや派遣社員として柔軟に働くという選択肢も考えられます。しかしながら、長い目で見るとそうした働き方は、正社員なら受けられる待遇を受けられないため、結果的に損をしている状態にあると言えます。
そのため、年収アップを目指すのであれば、派遣社員やパートと言った働き方は短期に限定しておいて、中長期的な考えに立って正社員を狙うことです。そうすれば、資格を活かして働けるのみならず、安定した収入を得られるのが最大のメリットです。
同じ職場で長く働いて昇給を狙う
次に、同じ職場で長く働くことで基本給がアップするのを期待できます。これは、ドラッグストアや薬局でも同じことが言えます。同じ職場で長く働き続けるということは収入アップにつながりやすいです。薬剤師という仕事にも管理職があり、管理職に就くことで手厚い手当を受けられるため、収入アップを見込めるようになります。
逆に、転職ばかり繰り返しているとそれ自体が舞なく評価になりやすいです。売り手市場と言われる業界とはいえ、転職を繰り返すと採用側の企業の評価はどうしても低くなります。できるだけ同じ場所で腰を据えて働くことが、収入面や待遇面での優遇を受けやすくなるため、長く働くことを目標に地道に仕事に取り組むことも大切です。
思い切って別の会社に転職をしてみる
ただし、同じ職場で働いていても待遇が改善されないケースが無いわけではありません。自分の考える条件と職場の待遇がマッチしないときには、転職を考えるのも一つの方法です。転職をする場合には、薬剤師専門の求人サイトを活用することで、良い条件で仕事先を見つけられます。
また、エージェントを活用して自分のキャリアにあった職場を見つけるためのサポートが受けやすくなります。待遇や収入に不満があれば、転職をしてみましょう。