経験者が満足のいく待遇で働ける職場の特徴とは

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2021年08月17日

キャリアが長い薬剤師が活躍できる職場には、大学病院や総合病院などの医療機関の他、製薬会社や一般企業など様々なところがあります。事業所によっては、一定の経験がある医療従事者を対象に高額な手当を支給したり、基本給をアップしたりしているところもあるため、妥協せずに就職活動をするのがおすすめです。

夜間対応のある病棟は高待遇で働くことが可能

夜間対応のある大学病院や総合病院は、業務内容がハードなところが多く、生活のリズムが乱れやすいものの、ベテランの薬剤師にとって高待遇で働けるといったメリットがあります。特に、医療従事者の数が不足している病棟においては、従来よりも基本給を上げたり、新しい手当を導入したりしているところも多くあり、転職時に恵まれた条件を提示してもらうことも可能です。

こうした病棟に転職をしたい場合には、在職中から興味がある病棟の見学を申し込んだり、実際に長く現場で働くスタッフに直接アドバイスをもらったりするのがおすすめです。なお、必要に応じて、病棟勤務の希望者を対象とした講演会や座談会などのチャンスを利用するのも良いでしょう。

高学歴の人は大手の製薬会社で重宝されやすい

高学歴で様々なジャンルの医薬品に詳しい人は、大手の製薬会社で重宝されやすく、社内の研究所などで医薬品の開発をはじめとした専門性の高い業務に取り組めることもあります。そこで、学歴を無駄にしたくない人は、早いうちから各地の製薬会社で働く人の職種や仕事内容について把握をしたり、自分の適性や能力に合う職場を見極めたりするのがおすすめです。

また、定年まで製薬会社で働き続けたい人は、なるべく定期昇給の金額が大きいところや、キャリアアップのチャンスがあるところを探しましょう。

健康食品や化粧品を扱う企業でも活躍できる

大手の健康食品や化粧品を専門に扱う企業の中には、医療従事者の採用に力を入れているところも多くあり、病棟や製薬会社よりも高給で働けるところも珍しくありません。そこで、医療機関や製薬会社への就職に特にこだわらない人は、一般企業を就職先の候補にするのもおすすめです。

また、企業によっては即戦力となる人材を管理職として登用したり、経営を任せたりしているところもあります。そうした中、求職中にじっくりと志望企業の医療従事者の役割や期待されているスキルについて調べてみると良いでしょう。

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