女性が子供を育てながらキャリアを続けていける仕事

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2021年08月06日

薬剤師という職業が、女性に人気があるのはなぜか、その職業の魅力とその背景について分析を加えてみました。これから薬学部を目指すという女子学生にも、その魅力が伝わるように詳しく解説を加えることにしましょう。

資格を得られるので一生仕事に困らない

まず、この仕事は国家資格が前提となる仕事です。国家資格を持っていなければ、働くことができないため、資格を持っている人が独占的に機会を得られる仕事です。

そういったところは、弁護士や他の士業とよく似ていると言えます。試験に合格し、資格を得ることで就職の機会を得られるようになっています。他の仕事に比べると新卒が必ずしも有利というわけではないので、途中、ブランクがあっても資格があるので復帰をすることも難しいことではありません。

そういったことが、女性のなり手が多い主な理由となっています。実際、ドラッグストアや調剤薬局の数は増えていて、なり手は今後も増えることが予想されます。また、就職においても売り手市場は今後も続くと言われているので、就職しやすい環境は続くことが容易に予想できます。

福利厚生がしっかりしているので復帰しやすい

また、福利厚生がしっかりしているので働きやすい環境であるのも事実です。ドラッグストアなどは勤務時間が長くなる傾向が見られますが、調剤薬局であれば残業もそれほど多くはありません。

特に、病院と一体化している調剤薬局であれば、病院が休みのときには薬局も休みになるのが一般的です。多少休みは変則的になることもありますが、基本的に週休2日でしっかりと休みを取ることができます。また、女性の場合は出産を理由に仕事をどうしても休まなければならないこともありますが、産休もきちんと取得できる制度が整っているため、安心して産休に入ることが可能です。

産休後も元の職場に復帰しやすいため、やはり他の仕事に比べると福利厚生が充実しているのが強みと言えるでしょう。

求人が多いので日本全国どこでも働ける

さらに、全国各地で薬剤師の求人募集があります。近年、薬局やドラッグストアを増やす計画が進められていて、求人が増えています。引く手あまたということもあり、全国どこへ行っても仕事に困るようなことはありません。

そのため、女性の場合は配偶者の転勤について言って、転勤先で薬局やドラックストアなど働き先を見つけている人も少なくないようです。

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