2021年08月04日
今、薬学部の人気がすごいです。理系の学生の中でも、特に女性の志望者が増えていて、理系に進む女性の割合を増やす要因となっています。なぜここまで人気が出ているのかということについて、詳しく分析を加えてみました。
国家資格を取得できるのが強みである
まず、第一に国家資格を取得し、資格を活かして働くことができるというのが魅力の一つです。女性であっても手に職というか、手に資格があれば安定して働くことができます。
また、資格を持つ人が独占的に仕事をえることができる業界であることで、かなり有利であるというのが学生が薬学部に殺到している理由と言えるでしょう。実際、国公立大学のみならず、私立大学でも薬学部を新設するところが増えてきています。
ただし、注意しなければならないのは、私立大学の場合、4年制のところも少なくないというところです。国家試験にチャレンジするためには、6年制のカリキュラムを終了しておく必要があります。4年制の大学では必要なカリキュラムを終了していないため、さらに2年間大学院へ進学しなければなりません。
その点について注意をしておく必要があります。
安定して仕事を続けていけるという魅力
資格を取得しさえすれば、安定して仕事を続けられるのも薬剤師の強みと言えます。特に、女性の場合は結婚や出産といったライフステージにおいて、不利になってしまう事も考えられます。
そうした時に不利益を被らないためには、やはり資格を持っていることが強みになるといえるでしょう。資格があると無いとでは待遇に大きな差が見られます。どうしても資格を活かして働きたいと考えたいのであれば、国家資格を取得する方法が近道になるのです。
また、働き方は正社員のみならず、パートやアルバイトがあります。しかし、パートやアルバイトであっても資格があるので、待遇がよく、安定して働き続けられるのが強みです。
女性が活躍できる職場が多いという理由
実際に調剤薬局などに足を運んでみると、働いている人の多くが女性であるということに気づく人も多いでしょう。事実、女性が活躍している職場が多く、出産や結婚に対して寛容であるので、ブランクがあってもすんなりと復職することができるのが魅力です。
女性の薬剤師はそうしたところまで考えた上で、資格をとって働いているというひとも少なくありません。安心して働けるので女性が多いのもわかります。