薬の知識が豊富だからこそ様々な役割がある

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2021年07月30日

薬と言っても、たくさんの種類があります。日々、開発されていますからどんどん薬の種類が多くなるでしょう。そうなると、どの薬を選び、どうやって使うべきかを正確に知る必要があります。一人一人が薬についての知識を正確に知ることは難しいですが、薬のスペシャリストが管理をすれば、安心して薬を使うことができます。

医師の処方箋が正しいかをチェックしている

医師に渡された処方箋が絶対に正しいかというと、医師も人間ですから間違えることはあります。複数の医療機関を受診している人は、他の医療機関で使っている薬のことまで考えて処方してもらわなくてはなりません。そのことを医師に伝えていれば良いですが、そうではない人もいます。

薬剤師は医師が処方した内容が正しいかどうかのチェックを行っています。一人一冊持っているおくすり手帳を渡せば、他の医療機関で処方された薬もわかりますので、より正確な判断ができます。

もしも、間違った内容であれば医師に確認して訂正してから薬を処方してもらうことができます。

がん患者に使用する抗がん剤の調整を行っている

日本ではがん患者がとても多いと言われていますが、がんと言ってもいろいろな治療法があります。抗がん剤を使っている人はとても多いです。がん治療で使われている抗がん剤の調整は薬剤師の仕事です。

とても強い薬なので、調整する時は自分の体に付かないように気を付けなくてはなりません。ガウンや手袋などを使い、清潔な部屋の中で調整を行っています。がんの治療に抗がん剤が使われることはとても多いですし、細心の注意を払わないといけない仕事です。

患者さんに薬の説明を丁寧に行っている

病院やクリニックなどで治療をする時は、薬が処方されることがとても多いです。院外の調剤薬局はもちろんですが、病院に入院している患者であっても薬が必要なことが多いです。直接患者に薬を渡して、丁寧に説明するのは薬剤師の役割です。

入院している患者さんの場合は、他に市販薬や他院で処方された薬があるのかや健康食品を使っているのかなどを確認して病院での治療をする際に、続けるべきか量を減らしたりやめた方が良いのかなどを医師に伝えることもあります。

薬がきちんと効いているのかを確認したり、副作用の有無を確認も行っています。もちろん、院外の調剤薬局でも患者さんに様々なことを確認しており、とても頼れる存在です。

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