2021年07月28日
特定の資格においては資格取得のための勉強の他それ以後も勉強を続けないといけないこともあります。どれくらい勉強をしないといけないのかなどを知っているとその資格を取るべきかどうかを考える参考になるかもしれません。
大学に入学するのはどれくらい難しいか
将来の進路を決める時期として高校時代があるでしょう。多くの人が高校に進学するものの高校では仕事に関わることを直接勉強するわけではありません。大学や専門学校であれば仕事に直結することが学べるのでやりがいのある仕事を選べるでしょう。
もし高校時代に薬剤師に興味を持ったのであれば6年制の薬学部に進学する必要があります。気になるのは入学するのが難しいかどうかですが、理系の中でも難易度が高いと考えた方がいいでしょう。
ただ大学自体は全国にあり偏差値で見るとそれなりに難易度にも幅があります。国公立大学に比べると私立大学の方が多少入学難易度は下がるので、自分の学力に合った大学を選ぶと良いでしょう。
国家試験に合格するのは難しいか
薬剤師になるには6年制の薬学部を卒業しなければならずまずするのは薬学部への合格でしょう。無事合格出来たらその後は6年間一生懸命勉強して卒業し国家試験の受験資格を得る必要があります。卒業すれば受験資格は得られるものの気になるのは国家試験の難易度かもしれません。
合格率に関しては、受験生の半数以上は合格できる難易度です。注意したいのは受験生の大半が合格できるわけではなく、合格率は70パーセントぐらいのこともあれば80パーセントぐらいになるときもあります。
単に大学で授業を受けるだけでなく受験対策をしっかりしないと確実に合格できるわけではありません。国家試験用の予備校もあるくらいなので利用を検討した方がいいときもあるようです。
国家試験に合格すれば勉強は不要か
国家資格においては資格試験の合格を持って資格が得られるものがあります。医師や弁護士などの国家資格においても一度国家試験に合格すれば基本的には一生その資格で仕事をすることができます。薬剤師の国家資格に関しても同様で一度試験に合格すれば再試験などは用意されていません。
気になるのは国家試験合格後勉強する必要はないかですが、仕事を続けるなら勉強も続ける必要があるでしょう。薬に関する情報は日々変化するため、試験合格後に新たな薬も出てきますし新たな知識も必要になってきます。
又より専門的な仕事をするための専門職制度においては別途試験を受験する必要があります。勉強が不要になることはないと考えておきましょう。