2021年07月19日
今注目を浴びているお仕事と言ったら薬の調剤や販売が出来るお仕事です。今ではお薬屋さん以外でも薬が購入できる時代で、需要が多いお仕事の一つでもあります。職業として安定している上に、資格を取っているので一生の武器として使えます。それはどんなお仕事なのか詳しく見ていきましょう。
今注目されつつある仕事と役割り
薬剤師に求められている社会的役割は、とても多様的で広く規定にもしっかり定められています。それは、国民の健康な生活を確保するものとされ、調剤、医薬品の供給やその他薬事衛生を司り、公衆衛生の向上及び増進に寄与する事とされています。
役割のなかには、地域住民一人ひとりの健康づくりに寄与することまでが含まれている為、薬の調剤はもちろん調剤時の服薬指導や情報提供をしたり、OTC医薬品に関する相談対応をし患者のケアまでも行います。
その他、製薬企業や研究機関に勤務も可能で、新薬の開発や研究を行うこともあります。自分たちの研究により、異なる成分を組み合わせることによって効果の増減を研究したり、今無い新しい成分を生み出す抽出方法を模索などして医薬界の発展に貢献出来たりします。
やはり大学を出ないとならないのか
薬剤師になるにはやはり大学に通わなければなりません。大学は大学でも、薬学部に入学し6年間の課程を修了した後、国家試験に合格する必要があります。薬学部は以前は4年制だったようですが、現在は6年制の授業となり、従来の基礎薬学に加え医療薬学の知識と技術が必須項目となっています。
カリキュラムにも、実務実習など実臨床に即した内容が組み込まれるようになりました。全課程を終え国家試験に合格すると生労働省への登録を受けられ、厚生労働大臣から免許が与えられます。
調剤だけではない多種多様である仕事内容
薬剤師の仕事は、薬の調剤や指導ではありますが多種多様に分類されています。薬屋さんにて薬の調剤や説明をしたり、病院・診療所にて注射薬や点滴の調製を行ったり、製薬会社にて薬の研究・開発や品質管理を行う他、情報を収集・管理し専門的な情報を提供したり、問屋にて保管管理を行い販売したりというお仕事は一般的に知られていますよね。
その他、国や県庁などの行政に勤めたり、救護所・避難所等での医療チームによる医療活動へ参加したり、学校医や学校歯科医とともに学校保健の仕事をしたりなど様々な場所で活躍出来ます。自分にあった職場で活躍が出来きるからこそ学ぶことも多いのでしょう。