体力に不安がある人も働きやすい職場の特徴とは

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2021年06月17日

子育て中の人や定年退職をした人が薬剤師の免許を活かしたい場合には、フルタイムだけでなくパート勤務も可能な事業所を探すことがポイントです。また、体力に自信が無い人も不安なく働くには、様々な医療機関や民間企業の求人情報をチェックして、短時間の勤務の希望が通りやすいところや、週に数日の休みをしっかりと取れるところを選びましょう。

調剤薬局の仕事は日中の時間に働きたい人にぴったり

調剤薬局に勤める薬剤師は、基本的に平日の日中が業務の中心となるため、土日祝日にしっかりと休みを取りたい人や、生活のリズムを乱したくない人にとって大きな魅力があります。特に、地域に根差した小規模の調剤薬局は、フルタイムのスタッフばかりでなく様々な雇用形態の人が働いているところもあり、自分のライフスタイルに合わせて働き続けることが可能です。

また、調剤薬局の業務は立ち仕事が中心となりますが、病棟やクリニックなどの医療現場と比べるとハードな業務を任される機会が少ないため、体力的な負担が軽いといったメリットもあります。

なお、調剤薬局で働いたことがない人は、働きながら色々な医薬品の特徴について学べるところや、親切な先輩や同僚がいるところを探してみましょう。

人手不足の病棟はパート勤務ができるところもある

慢性的に医療スタッフが不足している総合病院などの病棟では、パート勤務を希望する薬剤師を歓迎しているところが少なくありません。病棟勤務を担当する場合には、服薬指導や医薬品の管理など重要な業務を任される機会が多くなるため、高度な専門性を有する人材が好まれる傾向が見られます。

また、病棟の人員配置によってはパートのスタッフも夜間の業務や休日出勤を任されることもあり、時期によってはなかなか休めないといった問題があります。そうした状況の中、病棟で長く働きたい人は求職中に各地の総合病院のスタッフの勤務体制について調べておくと良いでしょう。

ドラッグストアは週に二日から働けるところも多い

全国チェーンのドラッグストアの中には、週に二日から働けるところも多くあり、空いた時間を有効に活用したい人や、経験や能力に自信が無い人も安心して仕事に取り組むことが可能です。また、パートやアルバイトのスタッフに対しても丁寧な研修を実施しているドラッグストアもあり、出産や子育てによるブランクの期間が長い人も無理なく仕事に必要な知識を身につけることができます。

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