医薬品に特化した大学での学びが必要になる国家資格

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2021年06月10日

専門分野を学べる大学への進学をする事も必ず必要となる資格ですから、まだ社会を全く知らない10代のうちに進学をする医薬品を学べる大学を選ぶ必要があります。入学後は6年間学ぶことになりますが、無事卒業して資格を持ち社会に出れば全国的に働き先に困ることにはなりません。

最も多く有資格者が活躍している職場とは

全国的に活躍の場があるのが薬剤師ですが、働く職場は人それぞれで自由に選ぶことができます。思うより職場選びをできる国家資格ですが、割合でいうと最も多く働くのは薬局です。半数以上は薬局勤務であり、病院近くの調剤薬局では多数の有資格者が活躍していますし、およそ半分以上の人が薬局勤務を選んでいます。

病院や診療所はその次に多く、次いで製薬会社などの医薬品に関わる企業、割合としては多くないものの大学や、保険衛生施設とか衛生行政機関で働くことも可能です。資格を取得したら働くことができる施設は多く、あとは自分がどこで働きたいかを決めて仕事をすることができます。

話題に悩むより笑顔で傾聴がベストな対応

資格的にも職場環境的にも女性が多いのが薬剤師の仕事、もしも選んだ職場が女性が大半だと男性スタッフは少し緊張をしてしまうかもしれません。同じ国家資格を取得しているとはいえ、男性と女性では考え方や興味のあることあらゆる面で違いがあります。

業務を行っている時は個々の作業に集中できますが、同じ職場で座談をする事もありますし、何気ない会話のやり取りも必要です。男性1名で他のスタッフは女性であった時、こうした環境が初めてだと男性は何を話題にして良いか迷うことがあります。

調剤薬局などでは女性スタッフが多いことはよくある話、男性スタッフは無理に話すより聞き役に回れば問題ありません。コスメなどのメイクの話や美容関連の話はついていけないこともしばしばですが、だからこそ笑顔で聞いていれば大丈夫、あとは業務に打ち込むだけです。

どんな大学を卒業してもOKなわけではない

いつか薬剤師として社会で働きたいと考えるなら、薬学課程を専門的な大学で履修する必要があります。国内にはいくつもの大学がありますし、視野を広く世界で学びたいと考えるなら、海外の大学へ進学することもできますが、目的を持つならそのニーズにこたえられる大学選びをしなければなりません。

医薬品の専門家になりたいと考えているのに、大学は文学部へ進学したとあっては、夢には少し遠のいてしまいます。大学さえ卒業すれば慣れる職業ではなく、薬学部で学ぶことが第一条件です。もしも他の学部で大学を卒業するとなると、あらたに薬学部のある大学への進学をしなくてはなりません。

だから大学進学をするなら、将来の夢を具体的に考えてみること、医薬品のエキスパートになるなら薬学部のある大学へ行くことです。

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