2021年06月01日
薬剤師の知識や経験を活かして働けるのがドラッグストアです。毎日多くの利用者が来店するので、病院や調剤薬局と比べて地元の方と関わる機会が頻繁にあります。利用者の健康に密着したサポートが出来るでしょう。主な業務内容は医薬品の販売だけではありません。
高度な医薬品も提案する大事な仕事です
ドラッグストアでは一般的に医薬品を販売します。OTC医薬品だけでなく、第一類医薬品や要指導医薬品も販売します。第一類医薬品や要指導医薬品は薬剤師しか販売できず、販売時に使い方や注意点を提示します。健康相談を受ければ、利用者の症状にあわせて適切な医薬品を提案します。
他に服用している医薬品がないか確認し丁寧に指導します。最適な機能を提案するだけでなく価格やブランドも考慮します。商品へのニーズを上手く引き出せば価値の高い提案となるでしょう。医薬品の販売だけではありません。
ドラッグストアには健康食品やサプリメントや化粧品など様々な商品が販売されています。これらの在庫を管理したり販売促進にも携わります。商品の品出しや陳列を行ったり、レジに対応します。売り場での商品POPの作成やレイアウトなどお店の運営にも関わってくるでしょう。
あらゆる分野で販売促進を行えるのはドラッグストアならではとなります。
経験を積めば運営に大きく関わる道もあります
お店が調剤併設型なら調剤薬局と同じ業務を行います。医師の処方箋に従って調剤し、服薬指導を行います。調剤のみを担当する場合と市販薬を担当する場合があり、フロアもわかれています。ドラッグストアではOTC医薬品が多くあるので、健康相談の際に提案できる商品数が多いのが利点です。
店舗での経験を積み、店長などに昇進すれば 店舗管理者になります。店舗管理者はマネジメント業務に従事し運営に大きく関わっていきます。売上を管理したり、スタッフへの教育や購入先への営業を行います。スキルアップをしたいならドラッグストアは最適な職場といえるでしょう。
お店にリーダーとしてビジネススキルを磨くことが可能です。
接客するのが好きな方に向いています
ドラッグストアは日常の買い物を行う方も多く立ち寄るお店です。接客が好きな方や得意な方は向いている職場といえるでしょう。薬だけでなく、利用者から個人的な悩みをもちかけられることもあります。頼りにされれば大きなやりがいを感じられます。
仲良くなれば口コミで良い評判が広がる可能性もあります。自分の知識や接客スキルが大いに活かされるでしょう。マニュアルではなく能動的に提案できるのも魅力です。
病院に行くほどでもない何らかの不調を感じる方には親身になって提案しましょう。適切な医薬品を提案して症状が改善すれば自分だけでなくお店の評判も上がります。